タイガーウッズ選手がラウンド前にドライビングレンジで練習する際、最後の1球は必ず「あるクラブ」で打ちます。
「あるクラブ」とは、その日のスタートホールのティーショットで使うクラブです。コースレイアウトや自然条件などによってドライバーやアイアンに変わります。
ラウンドに出て、朝イチのティーショットで緊張しすぎてミスしたことはないでしょうか?
ウッズ選手は、スタートホールのティーショットで使うクラブを最後に一発だけ打つことで、本番の予行演習をしているわけです。
本番では練習で最後にやったショットを繰り返すだけなので、緊張感はぐっと和らぎます。
ちなみに「ゲンかつぎ」のルーティンとして、タイガーウッズ選手はティーショットに入るまでの歩数を一緒にしているそうです。
ウッズ選手 ラウンド前のコースイメージ
タイガーウッズ選手はメジャーなどの大会では、毎朝行う練習で18ホールを頭の中でシミュレートするそうです。
ポケットには各ホールのレイアウト図を入れており、練習の際には時折それに目を通しています。
そのレイアウトに基づいてバンカーの位置、風が吹いた時のパターンなどを考慮して練習しているのだとか。
我々が練習するときも真似できそうな方法です。
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