スイングで”ジャンプする”とは?ジャスティントーマス選手

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ジャスティントーマス選手のスイング 体重移動ではなく回転運動

当サイトユーザーの中には、以前ネットで「体重移動しないスイング云々」といったゴルフ関連の広告を目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

 

私はその広告をクリックしたことがないので内容はわからないのですが、

 

「体重移動してはいけない!」
「体重移動せずに飛ばす」

 

といった記事はしばしば目にするものです。

 

 

ドライバーのスイングでは、半ば常識のように語られる体重移動ですが、こうした「体重移動せずに飛ばす」主張があるのも事実です。

 

これについて、雑誌「ALBA」にわかりやすい記事があったのでポイントを抜粋して紹介します。 

 

(このコンテンツは、アルバトロス・ビュー 2017年2/9号18〜21ページを参考にしています)

 

 

「59」ゴルファー・ジャスティントーマスのビッグドライブ

ALBAの記事のタイトルは「ジャスティン・トーマスのJUMP(ジャンプ)打法」。

 

 

ジャスティン・トーマス選手は、日本での知名度はそれほど高くありませんが、2017年の米ツアーでは大変な注目を集めています。

 

 

というのも、1月のハワイでは2連勝(SBSトーナメント・オブ・チャンピオンズとソニーオープン)を飾り、しかもソニーオープン初日のスコアはなんと11アンダーの「59」!

 

2イーグル、8バーディ、1ボギーという超ビッグスコアで、PGA史上60を切った7人目のプレーヤーとなったのです。

 

 

この驚異のスコアメイクの原動力となったのは、何といっても340ヤードに達するビッグドライブです。

 

 

ところがトーマス選手の身長は177cm(体重は66kg)と、PGAの中では小柄です。

 

一般的な日本人とそれほど変わらない体格で、なぜこれほど飛ばせるのでしょうか?

 

その秘密がタイトルの「ジャンプ打法」にあります。これこそが、「体重移動しないスイング」なのです。

 

体重移動を使わず飛ばす「JUMP打法」 跳ねる動き

体重移動せずに飛ばすその秘密は 

 

体の回転スピードを上げること 

 

にあります。

 

トーマス選手は2015年ごろまでは、体を右に乗せる動きをしていましたが、現在では体の回転で飛ばすスイングに変えています。

 

180cmに満たない体格の場合、体重移動で体の重さをボールにぶつけるよりも、回転力を上げてキレで振るほうが飛ぶ場合があるのです。

 

 

回転力を上げた結果、トーマス選手のスイングには「ジャンプ」が生まれます。

 

 

これは大きな特徴のひとつであり、インパクトでは両足のツマ先がわずかに接地する程度まで体が”浮いて”いるのです。

 

 

もちろんジャンプしているわけではなく、クラブを振り下ろす反動で生まれる動きです。

 

 

アマチュア時代に細身だった松山英樹選手にも”跳ねる”動きが見られました。現在の松山選手は体重が90kgあるので体は浮きません(ちなみに身長は180cmです)。

 

ジャスティン・トーマス選手 スイングの特徴

トーマス選手のスイングのポイントを以下に挙げていきます。

 

まずアドレスでは、頭をやや右に傾けています。ボールを横から見るためで、左側に壁を作る効果もあります。

 

 

体の回転力を上げて切れ味よいスイングをするため、クラブは短めに持ちます。

 

 

スイングを通して、両腕がピンと伸びきることはありません。「速くスイングしよう」と力むのではなく、リラックスすることで腕が柔らかくしなり、ヘッドを走らせることができるからです。

 

 

ダウンスイングにかけてコックがほどけていき、上で書いたように、インパクトでは下半身が跳ね上がる一方、上体は沈む動きが見られます。これにより、ボールにスイングのエネルギーが集中します。

 

 

フォローではコックは伸ばしきります。クラブが立つ「リコック」の動きはありません。「ボールを打ち抜いて終わり」という手首の使い方です。

 

 

この”リコックなし”でスイング中にコックをほどき続ける手首の使い方は、松山選手も実践しています。松山選手も”打ち抜く”イメージを持っているのかもしれません。

 

 

 

最後に改めて強調しておきたいのは、トーマス選手はスイングの結果としてジャンプしているのであって、ジャンプするスイングを実践しているわけではありません。

 

 

自分の飛距離に不満があるなら、体重移動せず回転を重視したスイングを検討するのも良いのでないでしょうか。