プロの世界で言われる「パットイズマネー」を挙げるまでもなく、ゴルファーであればパットの重要性はよく理解しています。
このコンテンツでは、その認識をさらに強めてくれそうな考え方を紹介します。
それは
「パットが得意になると全て良くなる」
というもの。
「一人でこっそり上手くなる! ゴルフ練習ノート」で、監修の石井忍プロが主張されています。
「全て」とは、パットより前のショットですね。
これはどういうことなのでしょうか?同書の45~46ページを参考に、石井プロの解説などを紹介します。
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パットが得意になると全てが良くなる
いきなりですが、石井プロの解説をどうぞ。
パターが得意になると、すべていい方向に向かいます。
アプローチでは「無理して寄せることはない」、グリーンを狙うアイアンショットも「とりあえず乗せればいい」と思えるからです。
これは「全てのショットで心に余裕ができる」ことを意味します。
逆にパターが苦手、特にショートパットが入らないと、アプローチは「10cmでも寄せたい」、グリーンを狙うアイアンショットは「何が何でもピンそば」、そしてそのためにドライバーをできるだけ飛ばしてと、すべてプレッシャーがかかる方向に向かってしまうのです。
おそらくショット・パット全般に言えると思うのですが、
狙いすぎて力が入るよりも、テキトーに打ったほうがよい結果になる
ということありませんか?
テキトーというと語弊がありますが、あまり深く考えずにポンと打つと、良いところに落ちることが結構あるのです。
パットに自信があると、この”力の抜けた状態”が増えるのでないでしょうか。
それではパット上達のためには、具体的に何をすればいいのでしょうか?
石井プロの提案を紹介します。
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良くなるために「3パット率」の算出・改善を
上手くなりたいと考えた時、そのショットに関するデータを数値で把握するのはとても有効です。
数値を出すと、ぼんやりした記憶による得意・苦手ではなく、どれくらい改善したかが具体的に認識できます。
パットで問題になるのは、やはり3パットの数です。
石井プロはその割合を算出するよう勧めています。
問題点がわかりやすいのが3パット率でしょう。
3パット以上した時の比率を出してみてください。かなりの頻度で発生することがわかるでしょう。
1cmでも200Yでも1打。3パットは確実に1打増えてしまうのです。スコアに与える影響は、実はOBと変わらないと思って取り組んだほうがいいと思います。
幸いパットは練習の成果が出やすいとされています。
現状の3パット率を知り、それを半分に下げるだけで確実にスコアアップするはずです。
ショートゲーム、特にパットは練習の効果も出やすく、しっかりと取り組めば、早く確実に結果が出ます。
もちろん10m以上のパットは3パットしてしまう確率が高いですが、ロングパットに問題があるのか?ショートパットに問題があるのか?と課題を絞って3パット率を減らすだけで、スコアは確実に減るのです。
石井プロの考え方を「イケそう!」と思ったあなたは、3パット率を計算・改善して、「ラウンドを通じて余裕のあるプレイ」を目指してはいかがでしょうか。
ちなみに「ショートゲームの技術向上はスコア改善に役立つ」とは、複数のプロが主張しています。
この件については、関連記事があるのでお時間があったらご覧ください。
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