少し前に、興味をひく記事がありました。
MSN産経ニュース
ゴルファーご用心 マウスピース装着で失格になります
sankei.jp.msn.com/sports/news/120421/glf12042113410010-n1.htm
2012年4月12~15日に開催された東建ホームメイト・カップで、尾崎直道選手が失格になってしまいました。
尾崎選手が使用していたマウスピースが問題だったようです。
記事のポイントをまとめます。
■尾崎選手自身が「(スイングで歯を食いしばれるため)このマウスピースを使うと飛ぶ」と発言していた
■関係者からゴルフ規則14-3・a に抵触する可能性があると指摘される
■尾崎選手が自己申告して失格に
この場合、マウスピースが
「プレーヤーの援助になる人工器具や異常な携帯品の使用」
に当たると判断されたのです。
似たような例として
サングラス 磁気ネックレス サポーター 使い捨てカイロ(背中などに貼るタイプはOK)
も違反の対象とされる場合があります。
規則で認められているのは
ティー シューズ 衣服 手袋
ですが、シューズにスタンスの目印となるラインを入れたり、手袋に粘着性の高い素材を使ったり、手袋に詰め物するなど改造して、それらを「異常に」使うと違反になります。
このルールはアマチュア選手や一般ゴルファーの大会にも適用されます。
ゴルフ規則14-3「人工の機器と異常な携帯品、携帯品の異常な使用」(抜粋)
プレーヤーは正規のラウンド中、次のような人工の機器や異常な携帯品は使ってはならないし、異常な方法で携帯品を使用してはならない。
(a)ストロークをしたりプレーする上でプレーヤーの援助になるようなもの
(b)プレーに影響するような距離や状況を測る目的のもの
(c)クラブを握る上でプレーヤーの援助になるようなもの