シャットフェースとは、
スイングのトップでフェースが上を向くこと
で、ドローボールを打つのに適していますが、ボールを上げるフェードボールは打ちにくいとされています。
シャットフェースを採用するかどうかはゴルファーの個性や得意・不得意に左右されるため「シャットフェースが良い」と一概には言えません。
シャットフェースではなく、フェースを開閉させたほうがヘッドスピードを上げやすいとされていますが、バックスピンが増えるため飛距離は伸びないことがわかっています。
PGAの飛ばし屋・ダスティンジョンソン選手はシャットフェースを採用しています。
また2015年の全英オープンを制したザック・ジョンソン選手もシャットフェースでスイングしています。
フックグリップで低くコンパクトにトップまでシャットフェースに上げ、インサイド・アウト軌道で精度の高いドローボールを飛ばします。
メジャー大会を制した選手が採用しているからか、近年は雑誌などでシャットフェースを勧める記事を目にするようになってきました。
確かに利点はありますが、「インパクトで閉じすぎる」「ボールがつかまりすぎてしまう」といった欠点もあるので、自分に合うかどうかをふまえて試してみましょう。