突然ですが、グリップで薬指を意識していますか?
当サイトコンテンツを作っている関係上、管理人はいくつかの指は意識していましたが、薬指単独で考えたことはありませんでした。(指関連記事もあるのでご覧ください)
雑誌「GOLF TODAY」で、大本研太郎コーチが「薬指を意識したグリップ」について解説されていました。
大本コーチによると、薬指を意識するとイン・サイド・インに振りやすくなるそうです。
一部を抜粋して紹介します。
(「GOLF TODAY」2021年12月号150~151ページを参考にしています)
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薬指でクラブをひっかけてイン・サイド・イン軌道を
大本コーチは、右手の薬指で引っかけるようにしてクラブを持つように勧めています。
薬指をひっかけたら、親指、人さし指は添えるだけです。
このグリップで振り子打ちをすると、クラブが特性通りに動くのです。
「特性」というのは…
大事なのは、クラブの特性を利用できているかどうか。
クラブは真っすぐ動かすとフェースが開く特性なので、「真っすぐ」を考えた時点でアウトです。
軽いドローが出ればちゃんと使えていますが、それには振り子で打つ練習をします。
大本コーチは「クラブは一瞬たりとも真っすぐ動かない」と考えていて、
クラブは絶対に真っすぐ動かそうとしてはダメ。
フェースがバックスイングで開き、フォローで閉じて、イン・サイド・インに動けば真っすぐに近い球が出る。
そのイン・サイド・インに動かすポイントが薬指なのです。
ポイントは薬指。箸を使う時もそうですが、支えて動かない薬指はインナーマッスルと連動します。
薬指にクラブを引っかけ、親指と人さし指は触れるだけくらいの感じでクラブを持つと、手先を使わず正しい振り子運動ができ、クラブがイン・サイド・インに動きます。
薬指を使う意識を持つだけで、アドレス姿勢が良くなり、スイングの管理もしやすくなります。
さらに詳しく知りたいあなたは、ゴルフ・トゥディをチェックしてみてください。
(参考 過去記事まとめ)トッププロ・コーチが重視している指
このコンテンツでは、これまでにお知らせした指関連記事をまとめています。
一部を抜粋してまとめているので、さらに詳しくは下の関連記事をご覧ください。
内藤コーチによると、正しいグリップでは、クラブを握るのは(両手で)5本の指で事足りるそうです。
その5本とは
右手の中指と薬指
左手の中指と薬指、小指
です。
(藤田寛之プロ)
私の場合、左手の「中指」「薬指」「小指」の3本と、右手の「中指」「薬指」の5本をしっかり握ります。
(青木功プロ)
もっとも重要なのは「左手の小指、薬指、中指の三本でしっかり握ること」で、スイング中はグリップを絶対にゆるめないのが肝心。
(金田久美子プロ)
左手の中指 薬指 小指の三本でしっかり握る。