ゴルフ好きの男の子谷原秀人選手は今期(08年)、ウェッジを4本バッグに入れて試合に出場したことがあります。
 
谷原選手はプロギアのMTIウェッジ53度と59度を以前から愛用していました。
 
これらに加えて、5月の「中日クラウンズ」では3Iを抜いて56度、60度を使うようになったのです。





MTI ウェッジはクラブデザイナー宮城裕治氏の作で、ツアープロの間でも評価が高いクラブです。
 
ウェッジを4本も使うのは状況に応じてより細かく打ち分けるためで、谷原選手は

56度はバンカーショットにも、ランニングアプローチにも使える。60度は下をくぐってしまいそうな深いラフからでもフェースにくっついて柔らかいボールが打てる。
 
バンカーショット

と語っています。
 
状況への細かい対応を意識するのは、海外ツアーでのプレーを意識しているからです。
 
海外のコースは日本よりもタフな設定であることが多く、多彩な打ち分けができないとスコアを伸ばすことができません。
 
谷原選手は前回の米ツアー挑戦(05年)では思うような成績は残せませんでしたが、次の挑戦への意識は常に高いようです。