内藤雄士コーチが著書「1分で上手くなるゴルフのキーワード」で、「飛ばす」よりも「芯に当てる」練習を優先するよう解説されています。
芯に当てるよう意識すれば、自然と飛ぶようになるのです。
同書の56~57ページから、一部を抜粋して紹介します。
Amazon
1分で上手くなるゴルフのキーワード
「芯に当てる」意識を「飛ばす」よりも優先する
「飛ばす」と「芯に当てる」は両立できそうですが、実は意外と難しいのです。
ゴルファーの心理としては、「飛ばしたい」と「芯に当てたい」の2つの欲がつねにつきまといます。
でも、飛ばすことと芯に当てることは、実は相反しているのです。
両立が難しいのは理由があります。
「遠くに飛ばしてやろう」と思えば大振りしてしまいやすく、フェースの芯に当たる確率が低下します。
「フェースの芯に当てよう」と思うとスイングが自然にコンパクトになります。
この両方を一緒にやろうとすると、どっちつかずの中途半端なスイングを招きやすいのです。
それではどちらを優先するべきで、どんな練習をすれば良いのでしょうか?
覚える順序としては、まず芯に当てることを目標にしましょう。
フルショットの四分の三くらいの振り幅のスリークォーターショットの練習を積んで、芯に当てる回数を増やすのです。
芯さえ食えばインパクトのパワー効果が上がりますから、コンパクトなスイングでも距離が十分に出ることがわかります。
「芯に当たれば、飛距離は自然と伸びる」というわけですね。
「フェースの芯に当てる自信がついてから、スイングの振り幅を少しずつ大きくしていく」ことで、クラブの最長距離を出せると内藤コーチは解説されています。
練習場で意識してみてください。