石井忍コーチが著書「スコアの壁を破る!自分のスコアの見直し方」で、「逃げ球」の重要性を強調されています。
「逃げ球」があるとスコアが崩れにくくなるのです。
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スコアの壁を破る! 自分のゴルフの見直し方
同書の37~39ページから、一部を抜粋して紹介します。
ピンチでも逃げ球でどうにかなる!メンタルも安定
プレッシャーが強烈にかかる場面で「頼りになる」のが逃げ球です。
コースで必要な技術に「逃げ球」があります。
自分の心がプレッシャーを感じて胸がキュンと締めつけられるようになっている時、そこそこの結果で良いので、そんな緊張したシチュエーションを切り抜けられるボールです。
当然プロは様々な場面で逃げ球を駆使します。
プロゴルファーであれば、プレッシャーを回避するための「逃げ球」をいろんなシチュエーションで持っています。
ティーショットの狙い所が非常にタイトで、連続OBもありそうな場面。
プロによって様々ですが、ユーティリティーでラインを出すショットを選択したり、曲がりの少ないスライスボールを打ったりと、プレーヤーそれぞれが各々の「逃げ球」を持っているものです。
一般ゴルファーの場合、技術ではなくクラブ選択でリスクを回避する方法があります。
アマチュアの方に置き換えると、どうでしょうか。
ティーショットで重圧を感じるとき、プロのようなテクニックはなくとも、プレッシャーを軽減し、その場を切り抜ける方法はあります。
一番有効なのは、残り距離を度外視して、自信のある、ナイスショットの確率が高いクラブでティーショットすることです。
パー5のティーショットでアイアンを持ってもなんの問題もありません。
こうした工夫はメンタル面にも良い効果をもたらします。
この方法は、技術的に確率が高いというだけでなく、そのことによって心理的な不安を軽減できるメリットがあります。
池が怖い場合は、状況にもよりますが、池まで届かないクラブを持てばいいのです。
このように、技術と戦略でプレー中に襲ってくるプレッシャーをコントロールすることが出来ます。
グリーンを狙うセカンドショットやパー3のティーショットでも、こうした戦略は使えます。
バンカーや池に覆われているグリーンを狙う場合は、そのハザードに届かないクラブを使ったり、ピンを狙わず、より広い花道などの方向を狙えば、プレッシャーを軽減でき、ショットにも良い効果が得られるでしょう。
ショット成功率&プレーレベルUP 石井コーチが意識する逃げ球は
自信のあるショットの回数を増やせば、当然成功率が上がります。
自分が自信を持っていて、成功率の高いショットも「逃げ球」の一種といえます。
6番アイアンのショットに自信があれば、5番で届く距離でもあえて6番を持ったり、ティーショットでドライバーを持たずに、6番アイアンを2回使って、グリーンに届かせるマネージメントだってありえるわけです。
石井コーチはこのような「逃げ球」を意識しています。
私はアプローチでロフトの少ないクラブでの転がしを多用します。
それが一番ピンに寄せやすいからですが、それと同時にサンドウェッジでのアプローチでチャックリやポッコン球のミスを防ぐためのいわば保険でもあります。
アマチュアの方は、「上手く打てるかな…」、「ダフらないかな…」といった不安を抱えながらプレーすることも多いと思います。
パッティングと同じようなストロークでの転がしなら、そんな不安を技術の工夫で軽減することが出来ます。これも一種の「逃げ球」です。
「逃げ球」の確立はプレーをレベルアップしてくれます。
プレー中の不安や緊張を軽減する「逃げ球」を持つことができれば、その瞬間に、あなたのゴルフは一段上のレベルにブレイク出来ます。
プレッシャーを切り抜ける自分だけの「逃げ球」を身につけて、スコアの壁を破りましょう。
一般ゴルファーは苦手なクラブがある一方、「結構イケます」というクラブもあるのではないでしょうか。
そのクラブを徹底的に鍛えて、風やライに関わらず「そうそうミスはしませんよ」というレベルにできれば、強力な「逃げ球」を打てる武器になりそうです。










