篠崎紀夫プロが「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」で、アドレスをスクエアにする方法を解説されています。
よく知られた飛球線と平行なクラブに足を合わせるやり方なのですが…
「つま先に合わせる」は正しいのでしょうか?
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
同書の78~79ページから一部を抜粋して紹介します。
スクエアチェックでつま先にクラブを当てるのは間違い!その理由は…
篠崎プロも、一般ゴルファーにありがちなあの”悪いクセ”とスクエアなアドレスの重要性を指摘されています。
練習場は、スイングの基本をつくるところでもあります。
コースとは異なり、打席やマット上の白線を利用して、目標地点に対してスクエアに構えられているかどうかを確認できる場所でもあるのです。
アベレージゴルファーの多くは、ボールと目標地点を結んだ目標ラインに対して、右方向を向く(クローズドスタンス)傾向があります。
体の向きが目標地点よりも右を向きながら、意識は目標方向に向いている。これが意図した球筋を打てない最大原因のひとつ。
左右の球筋を打ち分けるにも、まずは目標ラインに対してスクエアに構えることが大前提です。
篠崎プロはそのスクエアのチェック法として、つま先にクラブを当てるのは間違いと考えています。
その理由は…
スクエアアドレスのチェック法は、アドレスしたら目標ラインと水平にクラブを持ち、両肩や両腰にあてがって目標ラインに対して平行かどうかをチェックしてみることです。
そして、最も大切なのは両足のスタンスです。
「スタンス方向」のチェックというと、両つま先にクラブをあてがって調べることだと勘違いしている人が多い。
なぜ、つま先チェックが間違いなのか。その答えは簡単明快。
体はつま先側の上ではなく、かかと側の上にあり、体重はかかと側に乗っているからなのです。
目標をチェックする際は特に注意が必要です。
打席上で軽くジャンプしてみてください。
体に異常がない限り、着地した際に両足かかとも両腰や両肩のラインもすべてスクエアになっているはずです。
この感覚をアドレスでも再現すればいいことなのですが、ゴルフは目標に対して体を真横に向けて構えて打つスポーツ。
ところが目標方向を見る時に、顔だけでなく体まで向けてしまいやすい。それが体の右サイドを前に出したり、目標方向よりも右に向いて構えたりする原因なのです。
目標ラインに対して両足かかとをスクエアにセットし、その後、目標方向を確認する時は頭の位置は変えずに顔の面だけを向ける。
首だけを回してチェックすることで、スクエアアドレスを狂わせずにショットできるようになります。
実は当サイトでは「つま先に合わせる」やり方を以前紹介しています。(下の関連記事「岡本綾子プロが勧める~」コンテンツをご覧ください)
「つま先式」でもスクエアに構えることは可能ですが、どうしてもしっくりこない時は篠崎プロの「かかと式」を試してみてはいかがでしょうか。
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