ボールを曲げる練習法 ラウンドで役立つ!では、篠崎紀夫プロの主張「曲げるボールの有効性」を紹介しています。
当コンテンツでは、篠崎プロが勧める「曲げるボールの練習法」についてまとめます。
打つ際に必ず持つべきイメージがキモです。
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」76~77ページから一部を抜粋して紹介します。
曲げる練習では「インパクト手前20cmのヘッド軌道」をイメージする
曲げる練習では、必ずイメージすることがあります。
練習場のゴムティー(Mサイズ)に乗せたボールを7番アイアンで打って下さい。高さの目安は指2本分ほどです。
もちろん、一球ごとにスライス、フックと球筋を打ち分けますが、その際インパクト手前20センチのヘッド軌道を明確にイメージしてからショットするのです。
このイメージを持って打ち続けることで、打ち方と球筋の違いを体に覚えさせます。
スライスなら「アウトサイド・イン軌道」、フックなら「インサイド・アウト軌道」で打つのですから、当然インパクト手前のヘッド軌道も違ってきます。
この「ヘッドの入り口」の違いによって球筋が変わってくることを体で感じ取って欲しいのです。
ただ漠然と球筋を打ち分けようとするのではなく、インパクト手前20センチでヘッドがどこを通過すればよいのか、どの入り口を通ればよいかを体で覚えるのです。
この感覚が強くなるほどスイングは安定し、「思うようなボール」が打てるようになります。
スライスとフックではおのずとスイングに変化が生じてきます。
たとえば、スライスの場合はヘッドが上方(あるいは目標ライン外側)から下りて入り口に向かう。
フックの場合はヘッドの入り口に向かって下方(目標ライン内側)から振っていく感覚がティーアップしていることで、より鮮明に理解できるはずです。
このヘッドの入り口が明確になればなるほどヘッドの出口となるフォロースルー方向が安定し始め、ボールの打ち出しである出球がそろってくる。
結果、ショットの曲がり幅が狭まり、球筋はストレートに近づくのです。
篠崎プロは「ストレートを打つ練習は必要ない」という立場です。
しかしこの練習は「真っすぐ」を打つ技術を養っているとも言えます。
どうすれば曲がるかがわかっていれば、曲げないように打つこともできるからです。
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