ある記事の中で諸見里しのぶ選手がこのように答えていました。
「試合前に揚げ物は食べません。胃がもたれて翌日疲れやすくなり、エネルギーを消耗するからです。どうしても食べたい時は衣を取ってから食べます」
詳細は忘れましたが、主旨としてはこのような内容でした。
プレー前の食事はゴルフのトピックとしてメインになることはまれです。しかし食べ方・食べるものはプレーに影響します。(管理人個人的にも体験済み)
横田真一プロが著書「横田メソッド」で、ラウンド前日および当日の食事について解説されています。
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※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の133~137ページから一部を抜粋して紹介します。
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前日の食事 食べる量と順番に注意
まず前提として、食べる量に気をつけます。
前日の夕食はどう食べればいいのかというと、いわゆる「腹八分目」か、それよりちょっと少なめにする。
消化にはかなりの体力を使うので、いくら栄養をとったとしても「腹いっぱい」はアウトです。
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食べる順番も意識します。
食べる順序も大切です。いきなり炭水化物をとると、血糖値に急激な変動が生じる血糖値スパイクと呼ばれる現象が起きます。
翌日のパフォーマンスに影響するどころか、これを繰り返すと血管に過度な負担がかかり続け、心臓病や認知症、がんなどの合併症を引き起こすリスクも高まります。
実際、僕は食事をとりながら血糖値を測ることがありますが、いきなり炭水化物をとると血糖値が一気に上がります。
それではどのような順番が良いのかというと…
順序としては、野菜→肉、魚(たんぱく質)→ご飯、パン(炭水化物)を心がけるべきです。
暴飲、暴食しないことも翌日のラウンドでいいスコアを出すのに欠かせません。
僕自身で統計をとってみたところ、食べ過ぎた翌日はカラダが重く、動きにキレがありませんでした。
暴飲、暴食が明らかにパフォーマンスの低下をもたらしていたのです。
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プレー当日の食べ方も当然影響します。
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当日の食事「身体に負担をかけないもの」でプレー中のエネルギー切れを防ぐ
大量に食べないのは、当日も同様です。
朝からガッツリ食べてしまうと、消化にエネルギーが費やされてパフォーマンスの低下を招きます。
また、血糖値が急に上がるとラウンド中にリバウンドがきます。
そうならないよう、朝はバナナやナッツなど、なるべく消化に時間のかからないものをとったほうがいい。
これは長時間動くマラソンランナーやクライマーなどにも言えることです。
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食べ過ぎてはいけませんが、ラウンド中にエネルギー不足になると満足にプレーできなくなります。
とはいえ、ゴルフのプレー時間は長いですから、エネルギーとして肝臓にブドウ糖を蓄えておく必要もあります。
これらの条件をこなすには、ラウンド中に消化のいいもので、こまめに栄養補給をするのがポイント。
防腐剤や添加物が入っていないゼリーなどをとるのがオススメです。
僕の場合、午後スタートの時は朝ごはんを食べますが、午前スタートならバナナやおにぎり一個程度にして、お腹が空いたらラウンド中に消化のいいものを食べる。
個人差はありますが、僕は朝の5時にはご飯を食べられないし、スタート直前に食べるとカラダが重くなります。
食べるならカラダが重くならない程度と心がけています。
昼食もメニューを選びましょう。
加えて言うなら、アマチュアの方は昼食もそこそこにしておきたい。
ハーフターンでステーキやカツカレーを食べたら後半はボロボロになります。
ゴルフは18ホールスルーでプレーするのが基本。途中で食事をするスポーツはゴルフくらいではないでしようか?
僕はハーフターンのお昼ごはんの習慣が日本のゴルフを衰退させると思っているくらいです。
残念な話ですが、こうした食事の影響はトシをとると顕著になってきます。
管理人の場合、揚げ物が”重く”感じられるようになり、食べ過ぎがわかりやすく”負担”になってきています。
でも午前中のプレーってお腹が空くことって多くないですか?そんな時はついお昼を食べ過ぎるんですよ。
似たような経験のある方は、横田プロの考え方を参考にしてみて下さい。
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