筋肉といっても様々な種類があり、鍛え方があります。
ゴルファーであればスイングやプレーに貢献してくれる筋肉を鍛えたいもの。
このコンテンツではゴルフのための筋肉やトレーニングについて紹介します。
岡本綾子プロ 冬に鍛えたい肩や股関節のインナーマッスル
岡本綾子プロは、コースでのプレーが少なくなる冬にインナーマッスルを鍛えるよう勧めています。
インナーマッスルとは関節周りにある、骨に近い部分の筋肉です。
関節を固定する役目をしており、岡本プロは肩関節や股関節のインナーマッスルをとくに重要視しています。
年をとるとインナーマッスルが衰えてくるので関節痛の原因ともなります。
インナーマッスルを鍛える方法として、岡本選手はアメリカにいた1980年代からチューブトレーニングを行っています。
具体的には
イスに座った状態で両膝の裏にチューブをひっかけ、両手でダンベルを上げるように引っ張り上げる動作
といったトレーニングです。
ちょっとした空き時間にできる運動なので習慣にしてみてはいかがでしょうか。
強くなりたかったら首を鍛えろ?
・・・と言ったのは、プロレスの神様、カール・ゴッチ氏だったと記憶していますが、これはプロレスに限らずゴルフにも言えるそうです。
先日、「ゴルフ・レッスンコミック」のバックナンバーを読んでいたら、整形外科医の宮田トオル氏の記事がありました。
宮田氏はプロゴルファーをフィジカル面でサポートしています。
宮田氏によると、首を鍛えることでショットの精度が上がるそうです。石川遼選手も首を鍛えています。
首を鍛えることは即ち体幹を鍛えることであり、首を強化すると身体の軸が安定するのです。逆に首が弱いと視線が狂いやすくなり、ショットがブレやすくなるのです。
具体的な鍛え方は以下のとおりです。
首の後ろ側を鍛える
・あごを少し引いて、頭の後ろで両手を組む
↓
・息を吐きながら、首の後ろの筋肉を縮めるイメージで後頭部と手を押し合わせる
5秒間継続を1セットにして、5~10セット
首の側面を鍛える
・右側頭部に右手を当て、ひじを横に張る
↓
首の右側を縮めるイメージで、息を吐きながら即頭部と右手を押し合わせる
5秒間を1セットにして、5~10セット
左側も同様に行う。
体幹を鍛えるとして腹筋や背筋のトレーニングをするゴルファーは多いですが、首を意識して鍛えている人は少ないのではないでしょうか。
首を鍛える方法は他にもいろいろあります。
仕事の合間にもできる動作が多いので、時間を見つけてやってみましょう。