体幹を鍛える重要性は、現在ではあらゆるスポーツにおいて強調されています。
素早い全身の動きとフィジカルコンタクトを伴うサッカーなどの競技ではその傾向が特に顕著ですし、その他の球技や陸上、水中の競技でも体幹は重視されています。
ゴルフにおいては競技者同士で体が接触することはなく、体を素早く動かす必要もそれほどありません。
とはいえゴルフでも体幹を鍛えるメリットは大きいようです。
以下にまとめます。
ゴルファーが体幹を鍛えるメリット
トータルゴルフフィットネス代表の菅原賢トレーナーによると、ゴルファーが体幹をトレーニングすることで、次のようなメリットがあるそうです。
・ケガや腰痛の予防に効果的
・体幹トレーニングの際に安定した呼吸を心がけると、コースでも呼吸のリズムが乱れず、好成績につながる
現在では多くのプロゴルファーが積極的に体幹トレーニングを採用しています。
アマチュアでも、体幹トレーニングをするのとしないのでは成績に歴然とした差がついてくるそうです。
毎日短時間でもいいのでトレーニングを継続すると、必ずスコアに反映されるのだとか。
菅原トレーナーが推奨する、ゴルフのための体幹トレーニングを二つ紹介します。
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座った状態で体幹を鍛える
1 膝を立てて床に座り、上体は少し後ろにキープする その体勢で脇をしめ、胸の前でクラブを握るように構える
2 口から息を吐きながらゆっくりスイングする 正面に戻るときは鼻から息を吸う
3 左右されぞれ10回ずつ行う
立った状態で体幹を鍛える
1 両足を肩幅より少し広げて立ち、両腕を肩の高さまで上げ、身体を「大」の字にする
2 両腕を水平に広げたままバックスイングのように身体を回転させる 左手が右足の前にくるまで上体を捻転させる
3 膝が曲がらないように顔を上げて10秒キープする これを左右10回ずつ行う
ゴルフにおけるフィジカルでは、
・回転運動の軸を確立する
・傾斜があってもしっかりミートできるバランス感覚
・肩甲骨周りを柔軟にし、クラブヘッドにパワーをムダなく伝える
といった要素が重要になります。
これらを改善するには、体幹を鍛えるトレーニングが効果的なのです。。