ゴルフ好きの男の子横田真一プロが著書「横田メソッド」で、ラフからのショットについて解説されています。

ヘッドが入る入射角の重要性を強調されています。
 
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横田メソッド
横田メソッド
※サンプルを読む・Kindle版あります
 
同書の120~121ページから一部を抜粋して紹介します。





ラフは可能な限りアッパーブローで ボールは浮いている

横田プロは「ラフからのショットは芯に当てるよりヘッドの入射角を意識する」と考えています。

ラフは上から打ち込むと思っている人が多いですが、これは勘違い。
 
可能な限りアップーブローに打つのが正解です。
 
ラフでもボールと地面の間には隙間がありますから、上から打つとヘッドがボールの下に入ります。
 
芝の抵抗を避けて芯で打ちたいのはわかりますが、上から入れると入射角がきつくなり、使えるフェース面が狭くなります。
 
ラフに入ったボール

上から打つ=ヘッドの入射角が鋭角になり、これではボールに当たるフェース面が狭くなります。
 
対してアッパー気味に打って入射角を鈍角にすると当たりやすくなってミスが減ります。

これに対し、入射角がアッパーになるとフェース面を広く使えるので、多少芯を外してもそう距離は変わりません。
 
空中に浮いているボールをフェースに当てて5メートル先のバケツに入れるとしたら、誰もフェースを上からは入れませんよね。でも、ラフではみんなそうやっているのです。
 
もちろん、素振りで強烈に芝の抵抗を感じたら上から入れますが、ヘッドスピードが落ちなければボール手前の芝ごと打つのが一番いい。
 
夏ラフは上から入れ、冬ラフは芝ごと打つ、と、といった感じです。

ラフの生え方やボールの沈み具合など判断が必要ですが、横田プロの考え方も参考にしてみて下さい。