雑誌GOLF TODAY 2016年9月号(Amazon)55~59ページに、「ルーク・ドナルドのもっとイージーに!!アプローチ・バンカー」という特集がありました。
ドナルド選手のアプローチ・バンカーショットスイングの秘訣に関する記事です。
アドレスでやってはいけないこと、”アプローチスイング成功の秘訣”などについて解説されています。
アプローチのアドレスでNGなこと
ドナルド選手が考える、アプローチのアドレスでやってはいけないことは以下のとおりです。
- ハンドファースト過ぎる
- シャフトが傾いている
- ボールが右足の前にある
極端にハンドファーストになると、上体に余計な力が入ってしまいます。
するとスイングがぎこちなくなり、さまざまなミスの原因になるのです。
それを防ぐため、ドナルド選手は以下のようなポイントを挙げています。
- 手は体のほぼ真ん中にセット
- シャフトは地面とほぼ垂直
- ボールは真ん中より少し左
- つま先寄りに体重をのせる
シャフトを垂直にして上体をリラックスさせると、シンプルに振り抜く準備ができます。
また、つま先体重だと下半身が安定します。
かかと体重だと上体が起き上がりやすくなり、すくい打ちなどのミスの原因となってしまいます。
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アプローチのスイングを成功させる秘訣は?
アドレスが決まったら、いよいよスイングです。
ドナルド選手は、アプローチスイング成功の秘訣は、テークバックでもインパクトでもなく、
フィニッシュである
としています。
理想的なフィニッシュのため、アドレスではシャフトを立てて、手元を真ん中にセットしています。これにより、振り子のイメージでシンプルに振り抜く準備ができるわけです。
ドナルド選手の解説です。
シャフトを立てて手元を中に入れて構えたら、右手の感覚を生かしてストロークするのがコツ。
目標へ右手を出していくイメージを持てば、自然と最後まで同じリズムで振り切れて、フェース向きや軌道がグッとUP。
思い通りの方向性と距離感を出せるはず!
しっかり左足に体重を乗せていくと、より確実に上げる動きを抑えられるよ。
フィニッシュまで気を抜かずに振り抜くために必要なポイントを挙げます。
右手を目標に出していくイメージを持つ
このイメージをつかむため、右手一本だけで素振りをしてみましょう。 右手を目標に出していくことで上体も回転し、最後まで振りきる感覚がわかりやすくなります。
左足に乗る
確実に振り抜くには左足に乗る動きが不可欠です。 打ち終わりに右足を上げて左足だけで立つドリルも実践してみましょう。
一番ダメなのは、球をすくい上げる動き
右足に体重が残っている場合、すくい上げてしまっている可能性が大きいのですぐに修正が必要です。
ドナルド選手のアプローチスイングを簡単にまとめるなら、「あまり特別なことをしない」と言えるのではないでしょうか。
アプローチのスイングを解説した記事はネット上に数多くありますが、それらとは内容が少し違うかもしれません。
ドナルド選手はそのスイングで実績を残しているわけで、一般ゴルファーもドナルド選手のやり方を試する価値があるのではないでしょうか。。
自分に合うスイングを身につける参考にしてみて下さい。
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