ゴルフ好きの男の子最近はバンカーショットが打てる練習場も増えていますね。

当サイトユーザーの皆様は、どんな練習を実践されているのでしょうか?





砂の上に置いたボールをひたすら打つという練習でも上達はできますが、このコンテンツでは一工夫した練習法を紹介します。
 

 
これは71歳でエージシュートを達成した岡村徹さんがオーストラリアでレッスンを受けた際に経験したものです。
 
岡村さんの著書「飛ばなくても90を切るすごいゴルフ術」44~47ページから、そのやり方をまとめます。(この本は参考になりますよ!)


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砂の上にプラスチックの板を置く 注意点は?

この練習では、プラスチックの板を使います。
 
「ローリー」とは、オーストラリアで岡村さんを指導したローレンス・モンタギューコーチの愛称です。

ローリーはまな板のようなプラスチックの板を持ってきて、バンカーのなかに置きました。
 
そして、その板の上に砂をひと握り盛って、生徒にその砂を打たせました。
 
下はプラスチックの板ですから、当然SWのバンスが跳ねます。しばらく続けて打たせ、その感触と音を記憶させます。
 

ボールではなく砂を打つのは、バンスを使って、ボールのあるあたりを砂ごと弾き出す感覚をつかむためです。
 
この感覚が掴めてきたら、砂の上にボールを置いてみましょう。

次に、盛った砂の上にボールを置いて、ボールを見ないで砂を打ちなさいと言って打たせます。
 
バンスが利いて、ボールは綺麗に出ていきます。
 
最後に、板をどけて打たせるとバンカーショットの完成です。

ゴルフ好きの男の子なかなか目新しいやり方ではないでしょうか?
 
ただし注意点もあります。
 
このやり方はプラスチック板を使うため、練習場によってはできないケースがあるでしょう。
 
実践する際は、使ってもOKかどうか施設のスタッフに確認をお願いします。

フェアウェイゴルフUSAレディース

音にも注意&深いバンカーでの打ち方は

バンカーショットの記事では音が話題になることは少ないですが、ローリーコーチは打った際の音に注意するようアドバイスしています。

このとき、ローリーはバンカーショットは音が大切だと言いました。
 
彼は自分で打って見せて、「ボム」という音を聞かせます。
 
リーディングエッジから入って抜けないときは「ザクッ」という音になりますから、生徒も何回かやってみるとよく理解できます。

音に関しては、実際にやってみないとよく分かりませんね。
 
実践する際は、ぜひ音にも気を付けてみて下さい。
 
バンカーショット
 
ローリーコーチは、深いバンカーショットでの打ち方はこのように指導しています。

普通のバンカーショットと違うところは、スタンスをより広く、腰を落として、極端にオープンに構えることです。
 
そして、左肩を右肩よりも低く構えるのがポイントだそうです。
 
フェースは思いきり開き、右腕を短く使って上から鋭角に打ち込みます。
 
フィニッシュではクラブが真上に立った格好になります。
 
クラブヘッドがまるでV字を描くようなスイングです。

ゴルフ好きの男の子バンカーショットの練習法は当サイトでもいくつか紹介していますが、意外と少なめです。
 
岡村さんのやり方がいい感じと思ったら、プラスチック板を使ってみて下さい。
 
(繰り返しになりますが)練習場で行う際はスタッフさんの了承を得るようお願いいたします。