ここまで「セパレート状態よりもリンク状態の練習を」という主旨で石井忍コーチの考えを紹介してきました。

それではセパレートな練習は全てNGなのかというと、そうではありません。

石井コーチも内容によってはセパレート練習を勧めているのです。

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石井コーチの著書「スコアの壁を破る!自分のスコアの見直し方」62~65ページから一部を抜粋して紹介します。

セパレート状態の練習も重要 身体のかたちや動き クラブ動作の習得に

「セパレート状態」について、改めて石井コーチの解説です。

ターゲットへの意識が薄く、練習場でボールを上手く打つ練習になることを、私は「セパレート状態」と呼んでいます。

つまり練習とコースでのプレーが、セパレート(分かれている)してしまっているということです。

(中略)

ショット練習やドリルを行うのは、あくまでも実戦で成果を出すため。その練習を上手く行うのが目的ではないのです。

その点を意識して、ぜひとも実戦的な練習を心がけてください。 

それでは「セパレート状態」の練習は必要ないかというと、そうではありません。

実は石井コーチもセパレート状態の練習を勧めることがあるのです。

矛盾してしまうようですが、これから私がお話するのはコースでのプレーを一旦忘れて行う練習です。

第一章でお話した「リンク状態」を意識した練習は、今持っている技術のままでも、実戦で成果を出すのに効果的です。 

ところが、90切り、80切りといった、より高い目標をクリアするためには、それだけではなく、ベーシックなゴルフ技術をより高める必要があります。 

基本的な技術を高めるための練習は、むしろ完全に「セパレート状態」にしてしまって、身体の動きやポジション、クラブの動きを覚えこませてしまう方が良いのです。

これが、いわば良い「セパレート状態」での練習です。

セパレート練習はプロも実践しており、リンク練習と共に欠かせません。

インドアでのセパレート練習は身体のかたちを習得するのに適しています。

私がサポートしてるプロゴルファーたちも、そうした基礎的な技術を向上するための練習を欠かしません。

(中略) 

ボールを打つドリルもありますが、当たりが悪くても気にせず、あくまでも身体のかたちに集中して練習してみましょう。

インドアの練習場のメリットは、スイングを左右する要素が少なく、かたちを整えるのに集中できることです。

「セパレート状態」の練習では、その目的に集中することが重要になります。

次のコンテンツでは、石井コーチが勧めるセパレート練習のひとつを紹介します。

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