こちら↓のコンテンツでは、SWで「芯をとらえる感覚を養う」練習法を紹介しました。
オフシーズンの練習法 SWでのアプローチ ボールを芯でとらえる感覚をつかむ
このコンテンツでは、同じく松村道央プロによる「SWをフルスイングする練習法」をまとめます。
スイングバランスを整え、力を入れずに飛ばせるようになるための練習です。
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」の36~37ページから、一部を抜粋して紹介します。
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世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは
スイングのバランスが良いと飛距離もアップ プロとアマの違い
スイングのバランスは飛距離に影響します。
一般的にアマチュアよりもツアープロの方がドライバー飛距離が出ます。
体力や筋力、練習量の違いのほかにスイングに無駄がないからです。
いい方をかえるなら、バランスよくクラブを振っている。
その証拠にフィニッシュで体のバランスは絶対に崩れません。
プロのスイングがこれほど安定する理由は何でしょうか?
試合では100%の力でスイングすることはありません。通常で60~70%、飛ばしたい時でも、せいぜい80%の力で振っているから、フィニッシュがしっかり取れるのです。
一方、飛ばないと悩むアマチュアほど、スイングのバランスが悪い。
飛ばそうと力むからスイングバランスが乱れてしまいフィニッシュが取れないのです。
結論からいうなら、飛ばすに無駄な力を取り除いてスイングバランスを整えることです。
ムチャ振りをしないことが、効率よくボールを飛ばす秘訣なのです。
それでは具体的にどんな練習をすればよいのでしょうか?
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SWフルスイングで飛ばすバランス作り 注意点2つ
スイングバランスを整えるため、松村プロが実践する練習がこちら。
僕がオフシーズンの練習で取り入れているのが、サンドウェッジによるフルスイングでのショット練習です。
ロフトが最も多いクラブですから、飛距離は出ません。それを利用し、飛距離を気にせず、フィニッシュ位置までクラブを気持ちよく振ることに専念する。
これによってスイングバランスを整えるのです。
注意点が2つあります。
特に注意しているのは、バックスイングで左足が動き過ぎないこと。右腰が必要以上に回り過ぎないことの2点です。
バックスイングに連動して左足(太もも)が右足に寄り過ぎると、実は右腰がオーバーターンしやすくなり、結果オーバースイングに陥ってしまうからです。
「SWは飛ばないクラブ」と割り切り、バックスイングでは左足が動き過ぎないようにする。
すると右股関節をアドレス位置にキープでき、下半身と上半身とのねじれ差が大きくなる。
大きなトップスイングをつくらなくても、これまでのフルショットと同等の飛距離を出せることに気づくでしょう。
この練習でバランスを整え、力を抜いて振る感覚を身につけましょう。
余計な力を入れなくてもフルスイングできる感覚を、このSWショット練習でぜひ体得して下さい。
あわせてオーバースイングを矯正できればスイングバランスも相当よくなるはずです。
冒頭で紹介している、SWを使った別の練習法は「芯をとらえる感覚を養う」ためのものでした。
このコンテンツの「フルスイング」と併せて実践してみてはいかがでしょうか。
「スイングのバランス」と「芯を打つ感覚」で新たに得るものがあるかもしれません。