片山晋呉プロは左打ちの練習を積極的に行います。
左用のクラブもフルセット(14本)所有しており、左用でラウンドしても80台で回るそうです。
ツアーでも左用の7I を持ち歩いており、スタート前の練習でも左打ちを行います。
ラウンド中は左用クラブをバッグに入れることはできないので、プレーの合間に左打ちの素振りをまめにやるそうです。
ゴルフでは一般的に利き腕側だけでスイングを繰り返します。
すると左右の筋肉のバランスが崩れ、身体にゆがみが生じて思わぬ体調不良を引き起こすことがあります。
片山プロはそういったゆがみを防止するために左打ちを行っているのです。
体のゆがみを防止すると同時に、左打ちには
余分な力が入らないためムダな動きが制御できてスイングがきれいになる
という、もうひとつの利点があります。
その時のイメージで右打ちを行うことができれば、フォームの改善にもつながるわけです。
レフティのクラブを一式そろえるのは無理だとしても、中古のウェッジや7Iを一本購入するのは可能です。
時には気分転換の意味もこめて左打ちの素振りをしたり、練習場で実際に球を打ってみてはいかがでしょうか。思わぬ発見があるかもしれませんよ。