ゴルフでは、筋力の強さよりも体の軟らかさが重視されることが多いようです。
特に肩周りが柔らかいとスイングの回旋が大きくなって有利です。
ケガを防止する意味でも体は柔らかいに越したことはありません。
このコンテンツではストレッチに関する話題を二つお知らせします。
大山志保プロ 朝イチショットをベストにするためのストレッチ
大山志保プロは朝イチのドライバーショットを打つ前に、ストレッチを必ず行います。
フィジカルコンディションを整えるために非常に重要なことなのだそうです。
スタートの1時間半前にはコースに入り、それから30分ほどかけて首、肩、股関節などを念入りに伸ばします。
ストレッチを入念に行うのは「朝イチのショットをその日イチのショットにするため」です。
ラウンドを回り始めてしばらくして体が温まるのではなく、朝イチのティーショットの時点ですでに体が温かい状態にしておくわけです。
その日の第一打が気持ちよく打てれば、そのラウンド全体に良い影響を与えるのは間違いありません。
寒い時期にラウンドする場合は、特に参考になるルーティンではないでしょうか。
石川遼選手肩関節の柔軟性
08年の12月、石川選手の肩の柔軟性がスゴい、という旨の報道がありました。
石川選手は両手を腰にあてた状態で、両肘を90度前方に向けることができるのです。
08年の12月13日に千葉・キングフィールズGCで行われたトークショー・レッスン会でのエピソードです。
同席していた片山晋呉選手や矢野東選手、古閑美保選手らもこれには驚いたそうです。
石川選手は小学生の頃から、父勝美さんのすすめで肩まわりのストレッチを続けてきました。家とコースを往復する車の中で実践したそうです。
肩関節が柔らかいと肩の可動域が広がって大きなスイングが可能になります。
すると筋力が同じでも飛距離が伸びるのです。
石川選手いわく
「肩の関節はストレッチしていないと硬くなる」
そうで、また
「ツアーで一番柔らかいと言われるようになりたい。ギネスに載っている人はもっとすごいじゃないですか」
とも語っていたそうです。
柔軟性の重要さだけでなく石川選手の向上心の強さがよくわかるエピソードではないでしょうか。
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