スイングの話題でしばしば使われる「リズム」と「テンポ」って、時々ごっちゃになりませんか?(私だけ?)
71歳でエージシュートを達成した岡村徹さんが、著書「飛ばなくても90を切るすごいゴルフ術」で、リズムとテンポについて解説されています。
同書の104ページから一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
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※Kindle版あります
リズムとテンポの違い
岡村さんがゴルフを学んだオーストラリアでも、スイングのリズム・テンポは重視されていたそうです。
まずはリズムから。
私はスイングで切り返しが早くなってミスが続くことがあります。
しかし、オーストラリアではスイングが速く(クイック=quickとかファースト=fast)と言われた記憶がありません。
その代わりに、リズム=rhythmとテンポ=tempoが非常に重要だと教わりました。
スイングするときに、”イチ、ニ”と2拍子の人、”イチ、ニ、サン”と3拍子の人、”チャーシューメーン”がいいという人もいます。
これがリズムです(音楽に、ワルツ、タンゴなどがあるのと同じです)。
テンポは速さに関わります。
同じ”イチ、ニー、サン”のリズムでも早い人も遅い人もいます。
これがテンポです(音楽のアレグロ=速く、アンダンテ=歩くくらいの速さ、などに相当します)。
スイングのリズム・テンポは各自で違うので、「このリズム(テンポ)がおススメ!」とは言えません。
岡村さんを指導したローリーコーチもこのように語っていたそうです。
ローリーは言います”人間はそれぞれ独自のリズムとテンポを持っている。それは教えることができない”と。
私としては
リズムが「いくつに分割するか」
テンポが「リズムの速さ」
だと解釈しています。
(間違っていたら申し訳ない)
「スローテンポな曲」とは言っても、「スローリズムな曲」とは言わないですよね?
リズムやテンポを意識している方は参考にしてみて下さい。