ターゲットを狙う目印として、ボールに線を引いているゴルファーは多いのではないでしょうか。
これ自体はルール上も問題ないのですが、堀尾研仁コーチによると、一般ゴルファーがその線をうまく使えているかは別の話のようです。
堀尾コーチが著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」で、この線の活用法を解説されています。(ティーショットでのケースです)
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ゴルフ 迷わないラウンド術
※QRコードで一部解説を動画確認できます
※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の58~61ページから一部を抜粋して紹介します。
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世界標準の骨を使った直線運動上達法!!ゴルフ上達法革命とは
線と目標を合わせる際の視野が狭いとNG
堀尾コーチは「この線を有効に使えている一般ゴルファーは少ない」としています。
ターゲットを向くために、ボールに引いた線をターゲットに向けてティアップしていませんか?
それ自体はOKですが、アマチュアゴルファーの大半は有効利用できていません。
NGな理由は「線を合わせる位置が近すぎる」ため。
堀尾コーチの解説です。
結論からいうと、線をターゲットに向ける場所が近い。
例えば、しゃがんでターゲットを見ながらボールの線を合わせたり、ティを刺したあと、立った状態でボールの線をターゲットに向けてからティにボールを乗せる人もいます。
いずれにしても、狭い視野でターゲットとボールを2つの点で結ぶように目標合わせをするため、正確に合わせられません。
それではどうするのが適切なのでしょうか?
ティショットで線を活用するには「視野を広くとって目標に」
堀尾コーチはこうしたやり方を勧めています。
ボールに引いた線を正しくターゲットに向けるにはやり方があります。
まず、ティアップする場所の真っすぐ後方に入ってターゲットを見ます。
次にターゲットまで一直線に見えるところで、右足を一歩ターゲット方向に踏み出します。
そして右ツマ先が向いた方向にボールのラインが向くようにティアップするのです。
こうするとボールの線がターゲット方向に合います。
最終的にティアップした状態で、再びボールの後方に立ってターゲットを確認しましょう。
このやり方であれば、「近い」ところの目標は使わなくなります。
ボールの線がターゲットを向いていれば、線とフェースをスクエアにセットすればいいですから、フェースの先に目印となるスパットを設けなくても大丈夫です。
ターゲットの定め方には様々な方法があります。
堀尾コーチのやり方もひとつの参考にしてみて下さい。
文章だけではわかりにくいという方は、本書の記事に記載されているQRコードから動画でも確認できます。
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