ティイングエリアは平坦というイメージがありませんか?
実際にはわずかに傾斜しているケースがあり、その場合はティアップの高さに注意が必要です。
堀尾研仁コーチが、自身の著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」でこの件について解説されています。
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ゴルフ 迷わないラウンド術
※QRコードで一部解説を動画確認できます
※サンプルを読む・Kindle版あります
同書の46~49ページから一部を抜粋して紹介します。
ティイングエリアの傾斜も考慮したティの高さ
堀尾コーチは「いつもと同じ高さにティアップするのはNG」として、ティイングエリアの傾斜も意識するようアドバイスしています。
ティイングエリアでも傾いている場合があります。
雨水などを排水するのが最大の理由ですが、ティショットでボールを上げやすくするためか、左足上がりのところもあるのでティアップの際には気をつけなければいけません。
ティショットでは、多くの場合左足の前にティアップします。そのため傾斜があると…
例えば、左足上がりで芝から4センチの高さにティアップしたら、左足とボールの差は4センチでも、右足にはそれ以上、仮に2センチ低ければ6センチのティアップになる。
右足の感覚で打つとヘッドがボールの下に潜ってしまいます。
原因不明のテンプラはこうして起きているかもしれません。
ティイングエリアが左足上がりになっていたら、右足から見たティアップが高くなりすぎないよう、いつもより低めにティアップしなければなりません。
ティアップの高さにかかわらずテンプラが出やすい人は、右足を基準にティアップするといいでしょう。
いつもの高さでティアップするとボールの下を叩いてしまうわけです。
なので右足を基準にティアップの高さを決めると、ボールをしっかりとらえられます。
左足上がり以外の傾斜の可能性もあります。
同様に左足下がりの傾斜があったら、いつも通りだとトップする可能性があるのでティアップは高くしなければいけない。
ツマ先上がりなら低めにティアップしないと足とボールの高さ関係が揃いませんし、ツマ先下がりで同じ高さにティアップしても実際には低くなっています。
エリア内でもできるだけ平らなところを見つけてティアップするよう心がけるのも対策になりますね。
ティイングエリアに傾斜があるホールをキャディさんに聞くのもアリです。
そうした情報も大事なデータなのでコース攻略に活かしましょう。第一打はやっぱりスカッと打ちたいですからね。
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