ゴルフにおいて飛ばせることは大きな武器ですが、スコアを改善するにはそれと同じかそれ以上にアイアンの技術も重要です。
雑誌「Gof Today」2016年5月号で、藤田寛之プロがアイアンのスイングのコツを解説されていました。
これまでこのサイトでお知らせしていないポイントが挙げられていたので、記事をまとめて紹介します。
(このコンテンツは、雑誌GOLF TODAY 2016年5月号24~29ページを参考にしています)
藤田プロが考える、アイアンスイングで注意すべきポイントは
お腹 手首 左足
の三つです。
藤田プロによると、
この三つをチェックすればアイアンのコントロールが可能になり、精度も上がる
そうです。
以下に、それぞれのポイントをまとめます。
お腹 伸びあがり抑制のカギとなるパーツ
まずはお腹に関して藤田プロの解説です。
お腹は上体の伸び上りを制限するカギ。
スイングをコントロールするには、できるだけシンプルな動きで振るのがベター。
それには、「お腹」を意識して上体の伸びを抑えるのが◎。
前傾角度が保てれば上げて下ろすだけの簡単な動きで振れるから、操作がラクラク!
以上を実現するため、藤田プロが実践している具体的な手段は、
お腹を引っ込めたまま打つ!
です。
前傾角度キープは、全スイングの基本です。中でもアイアンは・・・
・精度を求められる
・地面のボールを打つ
ため、前傾をキープするのは必須条件です。
上体が伸びる(=お腹が出る)と届かないだけでなく、手先でボールをとらえようとして手打ちを招いてしまいます。
手が余計な動きをしていては、コントロールや精度の向上は望むべくもありません。
そこで、以下のポイントを心がけましょう。
お腹を引っ込めたままの状態を保って振る
お腹を凹ましたまま打つと前傾がキープできるので、体がスムーズに回り、上げて下ろすだけのシンプルなスイングが可能になります。
思いのままクラブを操れるようになるのです。
・インパクトからフォローに向けて沈み込むくらいの意識を持つとお腹が出ない
両手とクラブの空間を保ったまま体を回転させてみましょう。
この時、フォローにかけて沈み込むくらいの意識を持つとお腹のへこみをキープしやいのがわかるのではないでしょうか。
お腹に手を当てておくと、お腹のポジションや力の入り具合がよくわかります。
インパクト前後は特に、お腹にギュッと力を込めるイメージで振り抜く
インパクト前後は、特に伸びあがりやすいゾーンです。お腹をギュッとへこます意識を強く持ちましょう。
藤田プロは、打ち終わってもお腹のヘコミをキープしています。
考えてみると、伸び上りを防ぐ必要があるのはアイアンに限りません。ドライバーショットでも、お腹を凹ましてのスイングを試してみてはいかがでしょうか。
手首・左足については次ページ以降で紹介します。