ゴルフ好きの男の子前ページ藤田寛之プロ アイアンスイングではお腹を凹ませるに続き、藤田プロのアイアンのコツを紹介します。

このページでは、3つのポイントのうちの
 
◆手首
 
についてお知らせします。





アイアンの精度を上げるには手首は固めて使わない 肘から先は動かさないのが必須です。
 
手首を固めて、極力使わない意識で振れば、クラブの急加速や急減速を防げます。
 
スイングスピードをコントロールすることができ、思い通りのスイングが可能になるのです。
 

 
逆に、手首が余計な動きをすると・・・
 
・リリースのタイミングが毎回変わってしまう
・リズムや軌道が変わる
・手打ちを招いてしまう

 
・・・と、ロクなことがありません。
 
あくまで意識するのは体の回転です。腹筋や背筋など大きな筋肉を使って振るとスイングのブレが最小限に抑えられます。
 
 
手首を固定したまま体を回転させることで、目標方向へ出していくイメージを持ちましょう。
 
テニスでラケットの面を変えずにボールをとらえ、振り抜くと意識しても良いでしょう。
 
この感覚をつかむための簡単なドリルをひとつ。

・クラブをグリップして直立し、両脇を締め、上腕を体にピタッとつける

・クラブは地面と平行にして、肘から先をその状態で固定

・体の回転だけでクラブを左右に振る 手首の動きを抑えて「ラケット」の感覚をつかむ

 
手首を動かさないためには、グリップもポイントです。
 
右手がかぶったグリップだと、右手が器用に動きやすくなるので良くありません。
 
自分のアドレス状態を正面から撮影してもらって、右手の甲が見えるようでは右手がかぶり過ぎです。
 
右手のV字が右肩を指すように、横からクラブを支えるイメージで握りましょう。
 
「右手のV字」とは、グリップした時に右手親指と人差し指の付け根にできるV字型です。
 
(このコンテンツは、雑誌GOLF TODAY 2016年5月号(Amazon)30~31ページを参考にしました)