ゴルフ好きの男の子ゴルファーであれば、誰もが一度はティショットで
 
「バンカー(池)に入れたくない」
「OBだけは避けないと」
 
と意識したことがあるはずです。
 
特に初心者の間は、こうした意識で頭がいっぱいになる、なんてことも珍しくありません。

しかし、ちょっと考えてみてください。
 
(このコンテンツはGOLF TODAY 2017年2月号52ページを参考にしています)
 
そのように意識しているということは・・・
 
打つべき場所を意識していない
 
ということではありませんか?
 
 
「「ハザードに入れたくない」と考えると、そこに入れてしまう」とはよく聞く話です。
 
なので、まずは「一番打ちたいところに打つ」という意識を強く持ちましょう。目標をしっかりして、ショットに集中するのが何より大切です。
 
上井邦裕プロは、狙ったところに打つコツとして、以下の2点を挙げています。
 
・アドレスは少しつま先体重にする
アドレスで体重がカカト側だと、テークバックで上体が起きてしまいます。少しつま先体重にして、腕を自然に下ろしたところで構えれば、トップでも前傾角度が変わらずに上体をキープできます。
 
・顔を残したまま左腰を回す
スイングで腰が左にスライドすると、体は回転せずフェースが開きやすくなります。顔は残して正面に向けたまま、左腰を回転させる意識を持ちましょう。足のつけ根で体重を支えることがポイントです。
 
 
宮里優作プロは、狙った場所に落とすために
 
「顔は残したままで、狙った地点に向けてヘッドを出す」
 
というコツを挙げています。
 
顔を残しながらヘッドを目標に振り出すことで、手の操作やヘッドのねじれを防げます。打球が大きく曲がることなく、目標に打ち出せるようになるのです。