ブルックス・ケプカ選手はスライスをさせずに飛ばす秘訣として、
右足と右腕の動きに注意する
よう勧めています。
以下にポイントをまとめます。
(このコンテンツはGOLF TODAY 2017年2月号(Amazon)30~31ページを参考にしています)
右足は前に蹴らずに真下に踏む
飛ばすための「右足の蹴り」を勘違いして、右膝を前に出してしまうとスライスの原因になります。(”蹴り”については関連記事もご覧ください)
それを防ぐため、ケプカ選手は切り返しで右足を地面に対して真っ直ぐ踏むイメージを持っています。
真下に踏むことで軸が左に流れなくなり、踏みつけた反動で爆発的なパワーが生まれてスイングの回転スピードもアップするのです。
右足は真下に踏むので、両膝の間隔はフォローまで変わりません。
ボールを投げるように右腕を伸ばして振り抜く
トップの右肩の位置をキープしたまま、フォローを重視して、右腕を伸ばしながら一気に振り抜きましょう。
ヘッドの遠心力に引っ張られて右腕が伸びるのが理想的ですが、最初は意図的に右腕を伸ばして大きくスイングしてみます。
大きく振り抜くことを重視すれば、ヘッドが走って飛ぶようになります。
ケプカ選手はジムでゴムチューブを使い、右腕を伸ばすトレーニングを欠かさないため、ドライバーショットは平均飛距離318ヤードに達します。