ラウンド中にスライスを直すのは、かなりの勇気を必要とします。
「あっ!ヤバイ!」と感じても、下手に修正を加えようとするとかえって混乱してしまい、スイングが大きく崩れてゴルフにならなくなることもあります。
そんな時、プロはどういうことを意識して修正するのでしょうか?雑誌「ゴルフ・トゥデイ」に、記事があったので要点を以下にまとめます。
(このコンテンツはGOLF TODAY 2017年2月号(Amazon)88ページを参考にしています。
ラウンド中にスイングを大きく変えるのは無理なので、たとえプロであってもスライス修正のために意識するのは「単純で簡単なこと」です。
ボールの内側からヒットさせる
これはスマイリー・カウフマン選手のアドバイスです。
カウフマン選手は、内側にヘッドを当てることだけを意識しています。それだけで、自然とヘッドがインから入ってきて、球をつかまえることができるそうです。
体や腕で無理矢理インサイドから打とうとしても、なかなか難しいものです。
そこで視点を変えて、体や腕で手前から打とうとするのではなく、ボールの体側、つまり内側にヘッドを当てるよう考えるのです。
かなり大胆に内側を意識しています。
ヘッドを外側に抜いてドローに
チャールズ・ハウエルⅢ選手の場合、スライス防止は打つ前でなく、打った後を重視しています。
具体的には、
ヘッドを外に振り抜くこと
これだけです。
カウフマン選手のスライス矯正法でも紹介したように、体や腕で無理矢理直そうとしてもなかなか矯正できません。
ハウエルⅢ選手によると、ヘッドを外側に抜くよう意識するだけで、ドローボールが出るそうです。打った後の意識が大事なのです。
試してみてください。
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左肩をしっかり回す
ショーン・ステファニ選手が意識しているのは左肩です。
バックスイングで切り返しが早く、打ち急ぐとスライスが出やすくなります。そこで、左肩をグッと回してからダウンスイングを始めるのです。
左肩をしっかり回すことでダウンスイングに入る前に余裕ができて打ち急ぎがなくなり、スライスも防げます。
これを実践するには、肩の柔軟性が必要です。普段のストレッチやラウンド前のストレッチを欠かさないようにしましょう。
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スタンスを狭めて大振りを防ぐ
これはゲーリー・ウッドランド選手が意識しています。
ウッドランド選手は、スライスの原因のひとつに「大振りしてしまうこと」を挙げています。これを防ぐために、スタンス幅を狭くするのは効果的なのです。
コンパクトにスイングできるようになり、球のコントロールが容易になります。
スイングスピードは遅くなりますが、どうしてもスライスを防ぐ必要があるなら、まずはボールのコントロール優先でスタンスを狭くしてはいかがでしょうか。
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