ヘッド軌道とボールの出方の基本的なことについて、「植村啓太のスマートゴルフ 絶対突破100の壁 90台を目指す!」からポイント部分をまとめます。
すでによく知られたことばかりかも知れませんが、おさらいのつもりでご覧下さい。
ヘッドの軌道とフェースの向きでボールの出方・曲がり方が決まります。
ボールの出方と曲がり方が決まる要素
ゴルフの球筋には9種類あります。
ボールが目標に対して
・まっすぐ出る
・右に出る
・左に出る
の三種類です。
そしてそれぞれがまっすぐ、右に曲がる、左に曲がるの変化があるため合計9種類になります。
ボールの出方(出玉)はどのように決まるのでしょうか?
その答えは「ヘッドの軌道」です。
・ヘッドがインサイドから入るとボールは右へ
・ヘッドがまっすぐ入るとボールもまっすぐ出る
ということになります。
では、出球後の曲がりは何で決まるのでしょうか?
その答えはフェースの向きです。
曲がると言うことは、ボールにスピンがかかっているわけです。スピンの方向は、フェースの向きで決まります。
フェースが開いて当たるとボールは右に曲がります。 閉じて当たると左に曲がるのです。
ということで、先の「ヘッドの軌道」と組み合わせて考えてみると・・・
・まっすぐ入ってフェースが開いていたら、出球まっすぐ、その後右に曲がる
・・・といった感じになります。
球の出方と曲がり方の原理を頭に入れておけば、自分の球質がどのようなものか、なぜその球が出るのか、の理解も深まりますし、もちろん打ち分けもやりやすくなります。
ある程度の球筋はクセとも、特徴とも言えますが、あまりにひどい場合は矯正が必要になってきます。
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