当サイトでは、ショットの”データ”を蓄積する件についていくつか記事を作っています。(関連記事をご覧ください)
しかしその方法は”覚える”ことがメインで、いまいち頼りないものでした。
記憶ではどうしてもあやふやになってしまうもの。
そこでデータ蓄積にもう少し確実な方法を、石井忍プロ監修の「人でこっそり上手くなる! ゴルフ練習ノート」から紹介します。
データで自分のショットを顧みるのは上達にとても有効です。
参考にしてみて下さい。
(このコンテンツは「人でこっそり上手くなる! ゴルフ練習ノート」16~17ページを参考にしています)
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スコアカードの情報をより豊富に 石井プロの書き方
石井プロによると、いわゆる”普通”にスコアカードを記入しているだけでは、上達に役立つ情報は少ないようです。
ラウンドを終えた直後だと、様々な反省点がすぐに浮かぶでしょうが、3ヶ月も経つとよほどの痛恨のミス、会心の一打以外は忘れているはずです。
結果はスコアしかありませんが、スコアからわかることは意外と少ないことに気がつくはずです。
(中略)
スコアカードには、スコアとパット数しか書く欄はありません。スコアとパット数からでは、なかなか自分のゴルフは見えてきません。
いくらスコアを蓄積していっても、平均スコアと平均パットしかわかりません。自分のゴルフを正確に知るためには、もっと情報が欲しいところです。
ということで、記入する情報をもっと増やしてみましょう。
そこで提案。スコアカードに様々なことを書いてみて下さい。
ショットごとの使った番手、そのショットの方向、距離、良し悪しをすべて記入します。
(中略)
特にアプローチの場合は、ランニング、ピッチエンドラン、ロブなど、寄せ方も書いておきましょう。
自分でわかるように省略すると記入も楽になりますよ。
このスコアカードを蓄積していくことで、自分のゴルフが見えてくるようになります。
情報が多いほど、「今度はこうしよう」といった改善点を検証できるのは道理です。
スコアだけでは無理ですよね。
これまで記録する習慣が無かったのであれば、上で挙げた内容をいきなり全部記録するのは無理ですし、プレー中は忘れることもあります。
なので思いついた時だけでもメモするなど、少しずつ始めてみましょう。
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記録する際の注意点と保存法
ただし、記録する際には注意点もあります。
もちろん、プレー中に書いて、スロープレーにならないようにしてください。
ホールとホールのインターバルや、ハーフを終わった時なら思い出せるはずです。
カードおよびデータの保存は様々なやり方があります。
このスコアカードは家に帰ってからノートに転記してもいいですし、エクセルなどのソフトを使ってパソコン上に記録したり、スマホのアプリを利用するのもいいでしょう。
このような「ラウンドノート」を作ることで、自分のゴルフを再現し、自分のゴルフを知ることができるようになります。
データを蓄積して、分析できるベースとなるものを作ることが、ゴルフ上達に役立つのです。
似たことを実践している方は意外と多いですよね。
使ったクラブの略称(D、3W、5U、SWなど)とショットの評価(◎、〇、△、×、××など)をカードに記録する、などですね。
私の場合、スコアカードには
そのラウンドで一番ダメだったショット
もメモしていました。
スコアを崩す原因になった一打ですね。そのヒドい一打で何がNGだったのか反省し、次に改善するためです。(「一番ダメ」といっても、いくつもあるケースが多いですが)
そうしたショットは帰宅してからも思い出せますし。
これらに加えて石井プロのようにショットの詳細も記録しておくと、データがさらに有益になりますよね。
同じコースでプレーする際にはデータを参考にして「前回ここで〇〇してミスッたので注意」「今回はこのクラブで打ってみよう」といった教訓を活かせるので、スコアアップの可能性がぐんと高まります。
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