別コンテンツの堀琴音プロ 片手打ち練習 目的とやり方で片手打ち練習について紹介しました。
堀プロが片手で練習するのは、このような目的があります。
右手の片手打ち
右ワキが空いてスイングプレーンが崩れないように。
左手の片手打ち
体の伸びあがりや突っ込みをしないように意識する。
「きっちりアプローチ&パットでナイスパー」で、高橋玄コーチがアプローチの片手スイング練習を解説されていました。
高橋コーチの場合、堀プロとは別の目的で片手スイング練習を勧められています。
以下にポイントをまとめます。
(このコンテンツはきっちりアプローチ&パットで「ナイスパー」(Amazon)94~95ページを参考にしています)
右手は距離感 左手は軌道安定
高橋コーチの片手練習で使うのはアプローチに使うクラブで、SWやPWでOKです。
高橋コーチの片手打ちには以下の目的があります。
距離感を合わせる
左手
軌道を安定させる
以下に練習のポイントをまとめます。
右手 ヘッドをとにかく遅らせて手首の角度をキープ
右手一本打ちはハンドファーストにつながる動きです。
この練習は小さな振り幅から行うのが効果的です。右腕のひじ又は二の腕部分を左手で抑えて打つと、ムダに大きな振り上げが防げます。
練習ではヘッドをとことん遅らせて打ちましょう。右手首を固めたまま体の回転のみで打つのがポイントです。
右手一本で右手首の角度をキープした状態で打てるようになると、インパクト~フォローにかけてフェースの動きが安定します。
ボールをフェースに乗せる、ハンドファーストインパクトにはこのポイントを忘れないようにしましょう。
ダウンスイングで右手首のコックがほどけると、ヘッドから先に地面に落ちてしまいます。
左手 グリップはしっかり握って緩めない
左腕はスイングをリードするので、クラブの軌道を安定させるには、左手の片手打ちが効果的です。
左脇をしめた状態でスイングするのが鉄則であり、左手グリップは緩めてはいけません。
左手のグリップで重要なのは中指、薬指、小指の3本です。特に小指をしっかり握ることで左脇が自然と締まるようになります。
左手首の角度も意識すべきポイントです。左手首を甲側に折らないように振ります。
練習の際には左腕を右手で抑えながらスイングすると、体主体のスイングになってクラブの動きが安定します。
やってみるとわかりますが、片手練習は難易度が高いです。
それだけに効果が高いので、プロも頻繁に行っています。機会があったらチャレンジしてみて下さい。