このコンテンツでは、アドレスとフィニッシュの型についてまとめています。
アドレスは足の幅など個人差が出やすい要素もあるので、ひとつの目安としてご覧ください。
アスレチック・アドレスの作り方とチェック項目
「アスレチック・アドレス」のポイントは「出っちりになること」です。
トッププロのアドレスを見ると、一様に「出っちり型」なのがわかります。
「アスレチック・アドレス」とは、「競技者の力強いアドレス」とでもいうような意味で、「背筋を伸ばし、出っちりにして両膝を曲げた力強いアドレス」です。
アスレチックアドレスのチェック項目は以下のとおりです。(5番アイアン使用を想定しています)
・腰骨を伸ばし肩甲骨は中央に寄せる
・両膝は両足甲のほぼ真ん中の線に
・ポケットの線は土踏まずに
・尾てい骨の線は両かかとを結んだ線よりボール半個から1個後方に落ちる
これらのをチェックすることでアスレチック・アドレスが出来上がります。
アドレスの次はフィニッシュの話題を。
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フィニッシュが逆C型からI型へ変わった理由とメリット
一昔前のフィニッシュの形に、最後に体を反らした姿勢をとる逆C型フィニッシュがありました。
ジャックニクラウスや、トム・ワトソンといった往年の名プレーヤーが逆C型フィニッシュでした。
しかし、現代のゴルフでは逆C型フィニッシュは推奨されていません。
理由としてはゴルフ用品の性能が上がったことと、逆C型は背中をムリに反らすため腰を傷めやすいことなどがあります。
現代では上体と左脚が一直線になる「I型フィニッシュ」が主流になっています。
石川遼選手のスイングも I 型フィニッシュです。
石川選手のスイングは非常に評価が高く、最新型と言われる「I型」のフィニッシュになっているのが特徴です。
その他にもこのような特徴と利点があります。
・トップからダウンスイングに移るとき腰の位置が正面を向いている
体重が左足に乗り始める瞬間に下半身が正面を向いて、両肩が回っていないことがパワーを生みます。
・インパクトでは左ひざが曲がったまま崩れていないのは脚力が強い証拠
腰は目標に向いていいますが両肩の線は目標へのラインと平行になっています。これによりボールに正しくコンタクトできます。
・フィニッシュでは体重が左足1本に乗っており、左脚と左サイドが1本の線になっている
この形が「I型」と呼ばれるゆえんです。正確なショットを生むと同時に、腰を傷めることも少ないため選手寿命を長くするフィニッシュです。
石川選手はゴルフに役立つよう中学時代はあえて陸上部に所属し、足腰を鍛えました。
300ヤードのロングドライブを放ちながらもブレないとされるショットはこの強靭な下半身が生んでいるのです。
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