別のページでは、中井学コーチの飛ばすためのトップ知るためのウェッジ練習法をお知らせしました。
このコンテンツでは、同じく中井コーチのウェッジでミート率を上げる練習法を紹介します。
ミート率を上げて、ダフりやトップを解消するためのドリルですね。
練習場でも簡単にできるので、ダフり、トップに悩むゴルファーにおすすめです。
(このコンテンツはGOLF TODAY 2018年3月号(Amazon)24~25ページを参考にしています)
体の上下動をなくすための練習法
その練習とは、
ティアップしたボールをウェッジで打つ
というもの。
これは、上下の余計な動きを抑え、ダフリ、トップを無くすための練習です。
「上下の余計な動きを抑える」とはつまり、
クラブを浮かせた状態でピタッと止まれるようになること
を意味します。
ダフり、トップは手や体が先行することによって起きる体の上下動が原因です。
ヘッドを浮かせた状態でピタッと止まり、体とヘッドの距離感を一定に保てるようになりましょう。
ティアップする理由は
なぜティアップするのでしょうか?
マット上のボールを打つと、どれだけダフッてもそのまま滑ってナイスショットになってしまいます。ダフッていることに気づかないかもしれません。
この練習では、ダフり、トップではティーが必ず揺れるため、それが明らかにわかるようになります。
ティアップして打っても、ティを揺らさず、かつマットでのショットと同じ飛距離を出せるようになりましょう。
それがこのドリル”卒業”の目安になります。
この練習の注意点
この練習では、ひとつ意識しておきたいことがあります。
それは
ダウンスイングで減速しないこと
です。
減速すると、手だけの動きや体で打とうという動きが強くなり、しっかりヒットできなくなります。
恐れずに加速して、ボールだけ上手く打てるようになりましょう。インパクトで、高めの「カツンッ」という音が出れば理想的です。
ウェッジを使う理由
それではなぜ、ウェッジを使うのでしょうか?
その理由を中井コーチはこのように解説されています。
ティアップしている球を、ロフトの一番少ないウェッジで打つと言う事は、ヘッドの構造を考えると、とても難しいです。
このドリルは、その難しい事をあえて実践して、フェースでまず球を打つと言う感覚を養う事、ボールと体の距離感を一定にさせる事ができるドリルです。
一定にさせる事によって、体の上下の動きがなくなり、ボールの下をヘットが潜るダフりや、ボールの上をヘッドがかすめてしまうトップになりにくくしてくれます。
この練習は、ちょっと難易度が高いかもしれません。
最初は小さな振り幅から始め、少しずつ大きく振り、最終的には肩から肩まで振ってみましょう。
練習場でも実践して、ミート率アップに役立てて下さい。
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