当サイトでは、ユーティリティの使い勝手の良さを紹介する記事をいくつか作成しています。(関連記事をご覧ください)
内藤雄士コーチも著書「1分で上手くなるゴルフのキーワード」で、ユーティリティの有用性を解説されています。
「ものすごく悪いライじゃないけど、何で打とうかな?」という場面で使えるクラブなのです。
同書の60~61ページから、一部を抜粋して紹介します。
Amazon
1分で上手くなるゴルフのキーワード
微妙なライの時に使いたいUT 内藤コーチの評価は
内藤コーチが「ユーティリティとはこういうクラブ」を評価するとこのようになります。
ユーティリティークラブはフェアウェイウッドよりも短くて、アップライトに振りやすく、ダウンブローにヒットしやすいクラブです。
ロフト角もフェアウェイウッドよりも多くボールが上がりやすい、しかもアイアンよりもソールが幅広で振り抜きがスムーズです。
フェアウェイウッドとアイアンの特性を兼ねた、使い勝手のいいクラブですし、スコアメイクの上でも「お助けマン」的なクラブでもあるのです。
芝が薄い場所など、ボールのライがあまりよくないところでも十分に使えます。
具体的には、こんなライの時です。
ボールがラフにちょっと沈んでいて、グリーンの手前側に影や池などの障害物があり、キャリーが100~120ヤードでもいいからとにかく越えたい。あのバンカーを越えたいからゴロでもダメ。
このライはちょっと難しいけど、キャリーを出すことをとにかく優先させたい。
こうしたケースではフェアウェイウッドを持たないで、ユーティリティーを使いましょう。
グリーンが打ち上げで、高さを出したい。冬の固い地面から打つときに、ダフらせたくない。こんな場面でも活躍してくれます。
内藤コーチは
「ユーティリティーをフルに活用すればコース攻略の幅が広がりますし、スコアアップにも大きく前進できます」
としています。
クラブ選択にちょっと迷う場面になったら、UTを積極的に選択してみてはいかがでしょうか。
- Amazon内藤雄士コーチの本
- ゴルフスイング バイブル
- 世界で通用する曲がらないスイング理論
- 内藤雄士の500円で基礎から学ぶスイングづくり
※いずれもサンプルを読む・kindle版あります