ALBA TROSS-VIEW (アルバトロス・ビュー) に、前田陽子プロによる3W(FW)スイング解説記事がありました。
このコンテンツでは、FWスイングにおける体重移動についてと、右肩下がり・右足体重を防ぐ方法を紹介します。
関連動画もチェックしてみて下さい。
(このコンテンツはALBA TROSS-VIEW (アルバトロス・ビュー) 2015年11/12号(Amazon)34~35ページを参考にしています)
FWでの体重移動のやり方
前田プロは、FWをこのように考えています。
ティアップしている1Wだと、体重移動が上手く出来ていなくても当たります。
アイアンは短いので体重移動を感じにくい。その点、FWは長いので覚えやすいですよね。
つまり、「3番ウッドは体重移動を覚えやすいクラブ」なわけです。
それでは、と右から左へ思いっきり体重移動・・・するわけではありません。
前田プロは、FWでの体重移動を両足の内側で行うと解説しています。これだと、軸ブレせず、かつ再現性も高く、芯で打てるスイングが可能なのです。
両足の外側まで体重をかけると、軸がブレてしまううえに左足への踏み込みもできなくなります。
意識するべきポイント・注意点を挙げます。
・切り返しはヒザから、次に腰、肩の順で。下半身から徐々にネジレをほどくことで、軌道を安定させる
・腰から切り返してはダメ。肩も一緒に回りやすく、カット軌道になり芯でとらえられない
3Wは地面で打つ最も長いクラブなので、体重移動を覚えるにはもってこいです。
「内側で体重移動」は、軸ブレ・インパクトのブレがないスイングへの第一歩です。
FWでのポイントをもうひとつ。「右肩の下がり」を防ぐ方法です。
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FWで右肩下がり・右足体重を防ぐには
FWを得意とする森美穂プロは、
「アマチュアの人は球を上げようとする意識が強くて、体重が右に残る人が多いですね」
と指摘します。右足に体重が残るとあおり打ちを招くのです。
この「体重の右足残り」を防ぐ、森プロおすすめの解決法があります。
それは
ダウンスイングで右手の平をずっと下に向けておく
ことです。
右手の平が上を向いてしまうと右肩が下がり、体重がどうしても右足に残ってしまいます。それを防ぐために、右手のひらは下に、を意識するわけです。
これにより、
・左足にしっかり踏み込めるので芯に当たり、高さも出る
ようになります。
手のひらを下に向けることで右肩下がりを防ぎ、結果的に右足体重残りも防げます。
(管理人も含め)苦手意識を持ちがちな3Wですが、これらのポイントを意識して練習し、どうにか打ちこなせるようになりたいものです。