年齢を重ねると体が硬くなり、思うような動きが難しくなります。
そのため柔軟体操などを行うわけですが、内藤雄士コーチは対策のひとつとして「左足の踏み込み」を挙げています。
そのやり方などを「GOLF TODAY2022年」4月号174~175ページから、一部を抜粋して紹介します。
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体が硬くなったら左足を踏む動きを メリットは?
「踏む」動作であれば、身体の柔らかさはほとんど影響しません。
内藤コーチの解説です。
年齢を重ねると体の柔軟性が失われていくので、「ネジる」動きは難しくなります。
でも、踏むことはできます。
”踏む”ことでどんなメリットがあるのでしょうか?
内藤コーチの解説を箇条書きにまとめます。
・左足を踏むと左股関節が支点になる 左足が軸になり、左股関節を支点として上半身を回しやすくなる
・左足を踏み込むことで右足から左足への体重移動がスムーズになるので、力強いスイングになる
・下半身が使えれば手打ちにもなりにくい
踏む動作を意識すると、上半身が回転しやすくなるわけです。
踏み方のコツを紹介します。
踏んでから回すのが鉄則 回しながら踏むのはNG
ただし”正しい踏み方”を意識しなくてはいけません。
だから50歳以上のゴルファーには踏むことを意識してほしいのですが、そもそもアマチュアの多くは、正しく踏む動きができていません。
ほとんどの人は体を回しながら左足を踏み込んでいます。それだと体は流れてしまう。
正しいのは最初に左足を踏んでから、体を回すこと。
左足を踏むことで左股関節が支点になって上半身が回る。それがスイングの正しい順番です。
よく「体が回らない」と悩んでる人がしますが、それは回らないのではなく単純に踏めていないのです。
前提として回しながら踏むのはNGです。
ダウンスイングで先に体を回してしまうと横方向に力がかかってしまうので、下方向に強く踏むことが難しくなります。
最初に左足を踏むことで、体が回りやすくなるのです。
フォローでは、踏んだ反動で左ヒザが伸びて左足が一直線になります。左ヒザが曲がったままになっているなら、踏み込みが足りない可能性があります。
この過程では、当然ながら右足に体重は残りません。
右足に体重が残ると軸が右に傾いたり、回転不足になります。
ダウンスイングで左足を踏めないと、右足に体重が残ってしまうので軸が右に傾いたり、腰が回らないスイングになるのです。
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