前ページ「”打ち込みスイング”ゴルファーがユーティリティを使う利点」まで、スイング特性によるFW・UTの向き・不向きを紹介してきました。
このページでは、FWとUTを具体的にどう組み合わせるかを判断するためのQ&Aを紹介します。
質問1から数回答えると、最後にFWとUTのセッティング例を提示しています。
このシリーズは今回で最後です。
(このコンテンツはGOLF TODAY (ゴルフトゥデイ) 2017年3月号(Amazon)「セッティングガイド」を参考にしています)
1 あなたのスイングタイプは?
・払い打ち派→3へ
・打ち込み派→2へ
2 ドライバーのヘッドスピードは?
・42m/s未満→4へ
・42~45m/s→タイプCへ
・46m/s以上→6へ
3 ドライバーのヘッドスピードは?
・38m/s以下→タイプAへ
・39m/s以上→5へ
4 ドライバーの弾道の高さは?
・低い→タイプBへ
・高い→タイプCへ
5 ドライバーの弾道の高さは?
・低い→タイプAへ
・高い→タイプBへ
6 ドライバーの弾道の高さは?
・低い→タイプCへ
・高い→タイプDへ
■タイプA
→球を上げたい”払い打ち派”向けセッティング
(例)FW3本(5W 7W 9W)+UT1本(27度)
UTは11Wに代えてもOKです。払い打ちでヘッドスピードが遅め、または球が上がりにくいという人は、9Wまでのウッドを3本を入れたこのセッティングがおすすめです。
■タイプB
→”払い打ち派”のスタンダードセッティング
(例)FW2本(5W 7W)+UT2本(24度 27度)
払い打ち派の多くの人にマッチングするのがこのセッティングです。打ち込み派でもヘッドスピードが遅めで球が低い人もこのセッティングでOKです。
■タイプC
→”打ち込み派”のスタンダードセッティング
(例)FW1本(5W)+UT3本(21度 24度 27度)
5番アイアンに自信があるなら、UT27度を5番アイアンに代えてもOK。打ち込み派の多くの人にマッチするセッティングです。
■タイプD
→フケ上がらないハードヒッター向けセッティング
(例)UT4本(18度 21度 24度 27度)
球の上がりすぎに悩む超ハードヒッター向けの、全てUTで揃えたセッティングです。
UT24度、27度に代えて4番、5番アイアンを入れ、UT18度とUT21度をアイアン型UTにしてもOKです。
FWとUTの解説は以上です。
セッティングの参考にしてみて下さい。