誰でもミスショットはするもの。
そんな時、どういう方法で気持ちを切り替えますか?
内藤雄士コーチが著書「1分で上手くなるゴルフのキーワード」で、ひとつの考え方を提案されています。
同書の164~165ページから、一部を抜粋して紹介します。
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1分で上手くなるゴルフのキーワード
3ホールずつ区切ってラウンドする 気持ちの切り替えも容易に
内藤コーチは「3ホールずつ区切って気持ちをリセットする」として、このように解説されています。
18ホールのプレーはいってみれば長丁場ですから、よい時もあれば悪い時もあります。
18ホール全体の前半のプレーの流れやリズムをうまくつくるためにも、3ホールずつ区切ってプレーするといいでしょう。そして、3ホールごとの目標スコアを立てるのです。
トーナメントプロは3ホールでパー、シングルゴルファーは1オーバー、一般のアベレージゴルファーなら3オーバーを目標にしましょう。
こうして3ホールずつに区切ると、メンタル面の”負担”が軽くなります。
3ホールで4オーバーでも構いません。それが実行できたら、トータルで96というスコアです。そう考えるだけで、どれだけ気がラクになるかわかりません。
最初の3ホールでダボ、ダボ、ダボと続いたら、次の3ホールを迎える前に気持ちを入れ替えて、スタートホールのつもりでプレーを再開するのです。
そこでボギー、ダボ、ボギーとくれば「まあまあかな」という心理になれて、思考もポジティブになってきます。
気持ちの切り替えも容易になるわけで、プレーの悪い流れを変えるのにも貢献します。
自分のゴルフが朝から快調ということはあまりないでしょうし、どこかでつまずいて大叩きしても、3ホールずつのプレーと考えれば気持ちのリセットもしやすくなります。
そうした意味でも18ホールを3ホールずつに区切る考え方は、調子が悪いときや途中でプレーの流れが崩れそうな時に、自分のゴルフを立て直すキッカケづくりにもなります。
言われてみれば簡単なことですが、3ホールずつ区切る考え方は意外と盲点ではないでしょうか?
ラウンド途中の失敗を引きずってズルズル崩れてしまう、といった方は試してみてはいかがでしょうか。
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