アイアンショットで飛距離を調節する方法には、
■フック・スライスなど球筋で調節
■スイングの振り幅で調節
といったものがあります。
後者の「振り幅調節」法のひとつが、スリークォーターショットです。
フルショットとハーフショットの中間のスイング幅がスリークォーター(四分の三)ショットになります。(ハーフショットは左腕が地面と平行になった時がスイングのトップです)
ここで、誰かにハーフショットをやってもらってみて下さい。
ほとんどの場合スリークォーターショットになっていないでしょうか?
自分のハーフスイングをビデオ撮影して見てみると、同じようにスリークォーターショット気味になっているはずです。
つまり、実際のスイングの大きさと自分の意識には少し差があるのです。
「スリークォーターショットを打とう」と意識しても、実際にはほとんどフルショット、なんてことも。これでは当然グリーンオーバーしてしまい、スコアを大きく崩してしまいます。
そこで、スリークォーター気味に打つときでもあえてハーフショットを意識してスイングしてみて下さい。
第三者に見てもらうか、ビデオや携帯電話で自分のスイングを撮影してもらって観察してみましょう。ハーフの意識でも、多くの場合スリークォーターのトップの位置までスイングしているはずです。
実際にコースに出たときはさらにスイングは大きくなりがちです。
イメージとしては「左腕と地面が平行になった時がスリークォーターのトップ(実際には違うのですが)」と意識することが飛びすぎを防ぐコツです。