昨今は飛距離を重視した「飛び系」アイアンが人気を集めています。
スイングはそのままで、通常のアイアンより1~2番手飛距離が上がるとされ、使用するゴルファーが増えているようです。
「どんなものかな?」と興味をお持ちの方向けに、飛び系アイアンの特徴をまとめます。
飛び系アイアンの特徴 長さやロフト・重さ デメリットは?
飛び系アイアンの一番の特徴は、一般的なアイアンの同じ番手より0.5~1インチほど長く設計されている点ではないでしょうか。
ロフトも4度から10度立てて設計されています。
一方で重量は軽めに仕上げられていて、長さと軽さでヘッドスピードを高め、立てたロフトでボールの初速を稼ぎます。
ヘッド重心は低く深いので、打ち出しは高く、スピンは少ない弾道が生まれます。
これらの工夫により飛距離は確かに出ますが、デメリットもあります。
まずはスピンが少ないためグリーンで止まりづらいこと。これは飛距離を追求すると避けられないデメリットです。
次に、長さと軽さによるミート率の低下です。長くて軽いということは、
・長さによる振り遅れ→ダフり
・軽さによるヘッドの浮き→トップ
といったミスが起きやすいということでもあります。
とにかく飛距離を求める、というのであれば飛び系アイアンはもってこいですが、止まり安さを重視するなら一般的なアイアンのほうがおすすめです。
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