ゴルフ好きの男の子塩田正プロが、東京スポーツ新聞にアイアンのバックスイングでの注意点についてコラムを書かれていました。
 
アイアンショットに必要な「コンパクトでワイドなトップ」を作るためのコツがまとめてあります。
 
ポイントは二つです。

ひとつめはこちら。
 
テークアウェーのスタートでは、両手、両腕、両肩のみで動きを開始する(つまり、腰の回転は遅らせる)
 
両手や両腕と同時に腰の回転も始めてしまうと、両手が押し上げられてしまい、オーバースイングのトップになりがちなのです。
 
腰の回転を始めるのは、両手が8時の位置に達して、コックが始まるあたりです。
 
もうひとつのポイントは
 
トップでは両手のグリップをできるだけ右ほおから遠く話す
 
ことです。
 
左ひじが曲がっているとスイングの弧が小さくなってしまい、アイアンで最も大切な正確さが失われてしまうのです。
 

 
アイアンのスイングに関連してもうひとつ。
 
同じく塩田プロが、2011年6月16日(木)付東京スポーツ新聞の「ゴルフのツボ」でチップショットのコツを紹介されていました。
 
ある高名なレッスンプロが、
 
「チップショットでは、バックスイングを2つ上げたらフォロースルーは1つで止める」
 
と説明していたそうです。
 
チップショットでは、フィニッシュを大きくとるのは良くないというわけですね。
 
「2つ」「1つ」とは、(大きな時計を背中に置くと仮定して)テークバックを、アドレスの6時から8時まで(2時間分)上げたら、フォロースルーは5時(1時間分)で止める、という意味です。
 
 
これを基準にして、テークバックの振り幅を、
 
・速いグリーンや下り傾斜なら7時で止める
・遅いグリーンや上り傾斜なら9時まで上げてみる
 
など工夫することができます。
 
ショットの強さを、テークバックの高さで調節するわけです。強さを加減する基準として意識しておくと、距離の正確性も増します。
 

 
テークバックの話が出たので、フィニッシュの話も。
 
アイアンの上手い人と話をしていると、「クラブが立ってないと曲がるよ」と言われることがしばしばあります。
 
特にフィニッシュでは、クラブが垂直になっているかどうかは真っすぐ飛ぶかどうかの目安になるのです。
 
どういうことかと詳しく話を聞いたところ、こんな答えが返ってきました。

「フィニッシュでクラブが立っているかどうかは、インパクトでフェースがスクエアになっているかどうかの目安になる」

 
この時、両手は体の正面にあり、クラブが立っているので神社での「お祓い」のような格好になっています。このフィニッシュだとスイングがオンプレーンだった目安になるのです。
 
このためには、ダウンスイングでシャフトを立てて下ろす必要があります。
 
ダウンスイングでシャフトが寝ていると、フェースは開いてインパクトします。
 
またいわゆる「横振り」になり、フィニッシュでクラブが寝て左手甲が地面を向いていると、ボールは左に曲がりやすくなります。
 
フォローは縦に振り抜く意識を持つのもコツです。
 
そうすれば、フィニッシュ後にクラブをストンと真下に滑り落とせるほどクラブが垂直になります。