(かなり昔の記事で申し訳ありません)雑誌GOLF DIGEST (ゴルフダイジェスト) 2012年 12月号に、横田真一プロと片山晋呉プロの対談記事がありました。
この記事では横田プロを「超感覚派」、片山プロを「精密機械」としていて、お二人の考え方の違いがよくわかる対談になっています。
横田プロは、あるトッププロから「器用貧乏」と呼ばれたこともあるそうです。
両プロの話のポイントをまとめます。
横田真一プロ「毎回違う打ち方も」
■100球打ったら100通りのスイングをする
■練習でいかに良い球を打つか
■バンカーでライが悪くても、どんな打ち方をしてでも寄せようとする(対して、片山プロは次のショットに響くような変な打ち方はしない)
■毎回違う打ち方をする 7番アイアンでも、100回打ったらスイングも100通り
■スイングに間がなくてクイックに打つ人は、スランプに陥りやすい傾向がある。1回タイミングが狂っちゃうと戻せない。力づくのスイングもダメ しなやかさがないといけない
■横田プロが以前ジャンボ尾崎プロから言われたこと
横田お前よ、自分のこと器用だと思っているだろう。でもな、本当の一流っていうのは、同じことを何度も何度も繰り返せて、その上で色んなことが出来るもんだ。お前は器用貧乏だ。
片山晋呉プロ「違うスイングはしない」
■よどみのない流れるようなスイングをしたい
■優勝争いの最終ホールで感情がマックスになったとき、真っすぐ最高のショットを打ちたい そのためにはどうすればいいかずっと考えている
■林に入って大きくフックをかけないと出ないとかいうとき、手を使ってフェースを返したりすると、その感覚が(以後のショットに)残ってすごく嫌
■違う打ち方をすると絶対に体に残ってしまう
■リー・トレビノのスイングを動画で毎日見ている 構えて一度も止まらないし、リズムなど全てが最高 ビジェイとかミケルソンとか、長持ちしている選手は皆、よどまずに流れるスイングをする
■一方でコンパクトトップでバチーンって打つ人は、いまは活躍できていない
■絶対にしなやかじゃないとダメ 40歳になったらしなやかゴルフに徹します
あなたはどちらの考え方により共感するでしょうか?
あるいは「良いとこ取り」もアリかもしれませんね。