別コンテンツで藤田寛之プロの「バンカーショットは簡単」という解説を紹介しています。(関連記事をご覧ください)
このコンテンツでは、「一番やさしいアプローチ」としてチップショットの打ち方を紹介します。
これは71歳でエージシュートを達成した岡村徹さんが著書「飛ばなくても90を切るすごいゴルフ術」で解説していたものです。
失敗する原因についても解説されています。
(このコンテンツは同書の24~27ページを参考にしています。この本は参考になりますよ!)
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チップショットの打ち方 スタンスやボールの位置 肩を回す
岡村さんの知人のスゴ腕ゴルファーはこんなことを言っているそうです。
知人のクラブチャンピオンは「ボールを転がせるところから、上げてくる相手は怖くない」と言います。
それだけ、チップショットのほうがやさしく失敗の確率が低いという意味です。
岡村さんが挙げる打ち方のポイントは以下のとおりです。
1 スタンスを狭く(両足の間隔は10~15cm)、若干オープンに。
2 グリップの位置は左太腿の中央。
3 両肩の高さは平行に(意識としては若干左肩を下げる感じに)。
4 ボールの位置は右足のつま先。
5 テークバックは肩を回して。決して手だけでテークバックをしない(普通のショットをごく小さくしただけと考える)。
6 ダンウスイングは回した肩を戻す感じ。
7 インパクトはクラブヘッドの重さでダウンブローに打ち、フォローは低く取る。
「易しい」と言われても、失敗することはあります。
その原因についても岡村さんが解説されています。
距離調節法とまとめて紹介します。
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チップショット失敗の原因はほとんどコレ&距離別テークバックの高さ
失敗を防ぐためには、ダウンスイング以降手首を使わないことがキモです。
チップショットの失敗(ダフり、トップ)は、ほとんどが手首を使ってボールをすくい上げようとする動きが原因です。
テークバックでは少し手首を使ってもいいのですが、ダウンスイングからは、決して手首を使ってはいけません。
「易しい」とされるだけあって、距離の調節も複雑ではありません。
なお「ローリー」とは、オーストラリアで岡村さんを指導したローレンス・モンタギューコーチの愛称です。
20ヤード以内の距離
ごく小さなチップショットのテークバックは足首の高さまで。
ローリーは「A(アンクル)チップ」と呼んでいた。ボール位置は右足のつま先の前。
40ヤード程度の距離
やや大きなチップショットのテークバックは右膝の高さまで。
ローリーは「k(ニー)チップ」と呼んでいた。ボール位置は右足の内側のラインの前。
ドライバーショットなど、動作の大きい他のショットに比べれば、ミスする要素は確かに少ないようです。
絶対ハズせないポイントととしては「肩を回す」「ダウンスイングで手首を使わない」あたりでしょうか。
チップショットの打ち方はすでにネット上でも多数解説されていますが、岡村さんの解説も参考にしてみて下さい。
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