ゴルフ好きの男の子前のエントリー「振り幅を意識しすぎてスイングが手打ちになってはダメ」まで、腕の振り幅でアプローチの距離を打ち分ける方法を紹介してきました。
 
実際の練習でも、「これくらいのスイング幅なら○ヤード」と、距離感の目安として体得しやすいのではないでしょうか。
 
ただし、ここまで言及していない要素があります。
それは
 
スタンスの幅です。
 
ここまで足の幅について紹介しなかったのは、変化する要素が増えすぎると距離の把握が難しくなるからです。

振り幅に加えて、スタンスまで変えてスイングすると、考えることが多すぎます。なので、まずは振り幅だけを意識して飛距離を打ち分ける方法を紹介しました。
 

 
しかし実際には、スタンスの幅も飛距離と密接に関係しています。
 
基本的に、飛ばす距離が遠いほど足幅は広くなり、近いほど足幅は狭くなります。
 
(自分の背後に時計の文字盤を想像して)9時から3時までの振り幅(=かなり飛ばす意識がある幅)で、足を揃えていてはスイングが安定しません。
 
つまり振り幅に応じて、最も打ちやすいスタンスを組み合わせれば、スイングが安定するわけです。

 
次に、藤田光里プロの例を紹介します。
 
まず、藤田プロが意識しているスイングの振り幅は下の三つです。
 
1 7時から5時
2 8時から4時
3 9時から3時
 
そして、スタンス幅は次の三つです。
 
1 両足を揃える
2 シューズ一足分離す
3 肩幅に開く
 
これらを距離別に組み合わせると、こんな感じです。
 
・20ヤード 
振り幅1+足幅1
 
・30ヤード
振り幅2+足幅1
 
・40ヤード
振り幅2+足幅2
 
30ヤードと40ヤードでは振り幅は同じですが、40ヤードではスタンスが広いことがわかります。
 

 
ちなみにゴルフ・トゥデイの記事によると、
 
・振り幅1+足幅3
・振り幅2+足幅3
・振り幅3+足幅1
 
の組み合わせは、距離感がマチマチになるのでおすすめしない、とあります。確かに、見た目からしてアンバランスですもんね。
 
リーチの長さや使っているクラブなどは各プレーヤーで違うので、この組み合わせは、練習を重ねて自分で見つけるしかありません。
 
振り幅だけを意識するより、覚える要素が増えてしまいますが、スタンスまで検証できればスイングがより安定します。
 
アプローチの精度をさらに上げるため、振り幅とスタンス幅による距離打ち分けを追求してみてはいかがでしょうか。
 
このコンテンツは「GOLF TODAY」2014年7月号51ページの記事を参考にしています。
 
さらに続きます。