飛ばしたい時、高めにティアップするのはよく知られたコツです。
それは問題ないのですが、どうせやるならもうひとつコツを意識してみませんか?
さらに飛ぶようになるだけでなく、ミスも防げるかもしれません。
堀尾研仁コーチが著書「ゴルフ 迷わないラウンド術」の66~69ページで、このコツについて解説されています。
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ゴルフ 迷わないラウンド術
※QRコードで一部解説を動画確認できます
※サンプルを読む・Kindle版あります
一部を抜粋して紹介します。(この本は参考になりますよ!)
高くするのはアリ しかし何も考えず高くするとミスの原因にも
飛ばしたい時に高くティアップするのは堀尾コーチも推奨しています。
コンペのドラコンホールなど、ここ一番で飛ばしたいとき、スタンス幅を広げて大きく構えてマン振りするなど、多くの人は一か八かの勝負に出ると思います。
本当は力を抜き、ヘッドスピードを上げる方向にもっていきたいですが、それはそれとして、ティアップを高くする人が大半ではないでしょうか。
「いつもより少し高くする」というだけでは、もっと飛ばせるチャンスを逃しているかもしれません。
ドライバーはインサイドからアッパー打っていくほうが飛ぶので理にかなってはいますが、ただ高くするだけではもったいない。
フェースのどこでヒットすれば一番飛ぶかを考えると、より簡単に飛ばすことができます。
”もったいない”だけでなく、ミスするリスクも生んでしまいます。
というのも、無造作に高くするとインパクトでヘッドがボールの下に潜ってテンプラの原因になるのです。
そこで、何らかの方針をもって高さを決める必要があります。
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フェースの真ん中より少し上でヒットする高さに
堀尾コーチが勧める方針は
フェース真ん中の上めにボールの芯を合わせる
です。
フェースの芯でインパクトするのがショットを安定させる条件ですが、今どきのドライバーは、フェースの真ん中よりちょっと上で打ったほうが飛びます。
ここで打つとフェースがインパクトの衝撃によりロフトが増えるので、打ち出し角度が高くなります。
また、バックスピン量が減少し、高弾道低スピンの飛びやすいボールになるため、ランが増えてトータル的に飛距離が延びます。
まとめるとこのようになります。
ティアップを高くするなら、ヘッドを地面に置いたときにフェースの真ん中より少し上にボールの芯がくるようにしましょう。
このセットアップで地面を軽くコスるつもりでスイングすると、一番飛ぶエリアに当たりやすくなります。
どの高さにすれば良いかは事前に確認できるので、これはすぐに実践できますね。
いままで「あまり深く考えずに高さを決めていた」という方は、試してみてはいかがでしょうか。