ゴルフ好きの男の子突然ですが、いまこの記事を読んで下さっているあなたは”マン振り”しますか?

マン振りとは全力(もしくはそれ以上?)で振ることであり、当然ながらドラコンなどで飛ばしたい時のスイングです。





実は管理人はマン振りをほとんどやったことがありません。当サイトでも、現時点でマン振りのコンテンツはゼロです。
 
個人的には全くなじみがないのですが、ドラコン365ヤードの記録を持つ高島早百合プロは練習でのマン振りを推奨されています。
 
全力で振ることによるメリットがあるのです。
 
これはどういうことなのでしょうか?雑誌「GOLF TODAY」2022年3月号92~93ページを参考に、高島プロの考えをまとめます。


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高島早百合プロ マン振りで得られるメリット2つ

高島プロによると「練習でマン振りすると、ラウンド当日の傾向がわかる」のだそうです。
 
具体的にはこうしたことです。

ラウンド直前の練習ではマン振りでボールを打つことで、自分の調子や体の動き、さらに力を入れたときにスライスするのか、フックするのかをチェックできる。

そして高島プロによると、マン振りすることのメリットが2つあります。

マン振りのメリットとしてはまず体を速く動かす感覚を覚えさせることができる。
 
もう1つは、本気で飛ばそうとしたときに自分のスイングがどうなるかを確認できることです。
 
スピードを抑えて打てば、ある程度はスイングを整えて打つことができます。
 
でも、マン振りなら微調整できないので、本番で飛ばそうとしたときに、どこに力が入ってしまうのかがわかります。
 
それを踏まえた上で、自分なりにポイントを決めた練習することが大切。
 

次のコンテンツでは、ごく一部ですがマン振りのコツを紹介します。

マン振りのコツ 体を回す重要性とチェック項目

キモになるのは体を回すこと、と言えそうです。

マン振りで意識して欲しいのは腕を速く動かすのではなくて、体を速く回すことです。
 
腕を速く動かそうとしても、腕に力が入ってしまうだけで、ヘッドスピードは上がりません。
 
感覚としてはお腹を先にビューンと回して、そこにヘッドがついていく感じです。
 

体が回っているかどうかをチェックするには、インパクトの瞬間を見ます。

インパクトでフェースがスクエアになったときは、お腹も真っ直ぐ目標に向いていればOKです。
 
体を回すことで軸がブレにくくなり、腕が先行して体が回っていないと軸が右に倒れたり、体が横に流れるスイングになってしまいます。
 
体が回っていないと腕だけが動いてしまうので、手打ちになったり急激にフェースを返すスイングになってしまいます。

インパクトの瞬間を自分でチェックするのは難しいので、スイングをスマホなどで撮影してもらいましょう。
 
自分のスイングを客観的に見ると、体の回転以外にも改善項目が見つかることもあります。
 
ゴルフ好きの男の子これは個人的な感想ですが、管理人はマン振りにはややネガティブなイメージを持っていました。
 
振るのが目的になっている、というか…。
 
しかしやりようによっては、高島プロが指摘されているように、上達に貢献してくれるようですね。
 

 
今後はマン振りにも挑戦してみます。
 
(ただ、腰などを傷めないよう気をつける必要はありそうです)