武藤俊憲プロが「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」で、飛ばすコツを解説されています。
そのキモは「力まない」ことのようです。
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
同書の90~91ページから一部を抜粋して紹介します。
飛ばすにはトップまで力を入れず ゆっくりクラブを上げる
いきなり結論をどうぞ。
結論から話すと、「トップスイングまで力を入れず、ゆっくりクラブを振り上げて体をねじり上げる」。
これが飛ばすための第一条件です。実際に僕も試合中に、飛距離を出したい時に心がけているポイントです。
力を入れないのがキモです。
飛ばしたい時ほど、ダウンスイングで力んでしまう人が多い。
しかし実際はその前のバックスイングで、すでに無駄な力が入っている。
それがボールが飛ばない原因だといえるのです。
具体的にはこのような違いになります。
力んだバックスイング―――性急で、手先だけでスッとクラブを振り上げるスイングです。肝心の上体のねじり上げがおろそかになっている。
クラブヘッドの重みを感じられる程度にグリップを緩く握り、グリップ位置が右耳の高さに到達するまでゆっくり振り上げてみてください。
この「ゆっくり」とはクラブヘッドの重みを感じる速さを意味します。
上半身をつねにリラックスさせることが、飛ばしには不可欠です。
ここまではどう動かすかを意識してきた一方で、動かさない場所も存在します。
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右足は固定して上半身をスムーズに動かす
スムーズに上半身を動かすためには、固定して動かさない場所が必要です。
それは…
一方、下半身は一ヵ所だけ動かしてはならない部位があります。
それは右足です。
バックスイングで右足の裏がめくれ上がったり、アドレス時の右ひざの角度が変わったりしないように踏ん張る必要があります。
右足が動いたのでは、上半身のねじり上げはできず、スイング軸がブレてしまいます。
バックスイングの際、上半身は積極的に使う「動」とするなら、下半身はアドレス時の体勢をキープする「静」の役割を担っている。
この動と静のギャップによって、飛ばしのためのねじりパワーを最大限に生み出せるというわけです。
上半身は「動」、下半身は「静」。これが飛ばしを実践するためのキーワードです。
当サイトでいくつか紹介しているように、飛ばすためのコツは様々あります。
その中で力まないよう心がけるのは、かなり頻度で目にするキモです。
飛ばそうと考えるとつい力が入ってしまいがちですが、とりあえず力まないことが第一歩と言えそうです。
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武藤俊憲の「キャッチ・ザ・グリーン」ゴルフ