武藤俊憲プロが「ツアープロが明かす ゴルフ上達メソッド108ヶ条」で、冬のグリーン周りアプローチについてを解説されています。
ちょっと意外なクラブも良い働きをしてくれます。
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ツアープロが明かすゴルフ上達メソッド108ヶ条
同書の98~99ページから一部を抜粋して紹介します。
冬特有の状況でアプローチ 転がしをメインにして手堅く
冬のアプローチは特有の悪条件があります。
芝枯れの冬ゴルフで最も厄介なショットといえば、グリーン周りからのアプローチです。
雨上がりや霜がとけたばかりの午前中は、地面もぬかるんでおり、ヘッドの抜けが一段と悪い。
そんな状態で、バックスピンを利かせてピンにピタリと寄せるのは僕らツアープロでも至難の業です。
イチかバチかの勝負をかける時以外なら、プロでもグリーンに手堅く「乗せる」ことを最優先します。
そんな状況では、普段のアプローチとは違う考え方が必要であり、加えて武藤プロいわく「冬ゴルフのアプローチは転がしが鉄則」なので…
アプローチといえばSWを必ず手にするのではなく、頭を切り替えてみましょう。
冬ゴルフで手堅く、安全なアプローチはズバリ「転がし」です。
冬場はグリーン周りからの転がしでも芝の抵抗が少ない。
グリーンの外からピンまでの距離が10ヤードほどで、しかもバンカーや池などハザード越えでなければ、SWを使う必要はありません。
そこでどんなクラブを使うのかというと…
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パターをアプローチに使ってみる 理由と使い方 状況により5Wもアリ
こうした状況で武藤プロいちおしのクラブはパターです。
使用クラブは最もロフトの少ないパターがベスト。
ランニングアプローチで7番アイアンを使うアマチュアもいますが、これを使うのはキャリーが必要なケースです。7番アイアンより、「転がし」専用のパターのほうが、やさしく、確実にグリーンに乗ります。
バターは実に使い勝手のよいクラブです。パターでボールをすくい上げようとするゴルファーはいません。
アプローチに限らず、ゴルフスイングでは「すくい上げる」動作は百害あって一利なし。特に芝枯れでライの状態が悪い時にウェッジで「すくい上げ」たのでは、ボール手前をダフったりトップのミスが多発しやすくなります。
パターはアプローチで失敗しにくい性能を持つのです。
アプローチですが、打ち方はパット寄りです。
打ち方はロングパットを打つ感覚です。
グリーン外からのパットでカップにボールを寄せる。これが芝枯れアプローチの基本です。
さらにインパクト以降もヘッドを低く長く振り出すようにしたなら、ミスショットを最小限に止められます。
状況によっては5Wも使えます。
またピンまで距離があり、マウンド越えのようにパターではグリーンに転がし上げられない状況では、ソール幅の広い5Wを使うのも手です。
7W、9Wはロフトが大きくて、思った以上に距離感が合わずショートするケースが意外に多い。
最適クラブである5Wを短く持ち、パットと同じグリップで握り、ストロークして打つと意外と簡単に乗せることができます。
武藤プロは「パターや5Wでのアプローチで、冬場の大たたきは心配なくなります」としています。
基本アプローチには使わないクラブなので慣れが必要かもしれませんが、試してみてはいかがでしょうか。
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