小ネタをひとつ。
池田勇太プロは「日本のリンクスコースはフェアウェイが柔らかい」と考えており、ラウンドする際にはキャリーで距離を稼ぐよう意識しています。
そのためにはボールを高く打ち出す必要があり、この点について池田プロは次のように解説しています。
日本のリンクコースは低い球で攻めたらダメ。なぜなら、日本では埋立地に造られていたり、土壌の影響でどうしてもフェアウェイが軟らかくなってしまう。
ランが出ないから低い球では前に進まない。高い球でキャリーを出して飛ばす方が距離を稼げるんだ。
(雑誌「ALBA」2012年6/28号(Amazon)44ページより)
それでは、高いボールでキャリーを稼ぐためには、スイングにおいて何を意識すれば良いのでしょうか?
池田プロは三つのポイントを挙げています。
まず、ボールの位置を通常より1個分左に置きます。これにより、アッパー軌道でボールをヒットできます。
そして体を少し左に向け、下で挙げる「左へ振り抜く」ためのスペースを作ります。
そして、ボールが遠くなる分、しっかりつかまえるためにフォローは左に振り抜きます。
目標方向にヘッドを出してはいけません。
スライスが出やすくなってしまいます。
次回リンクスコースでラウンドする際にはこれらのポイントも意識してみてください。